認知心理学

平均以上効果に陥らないための心理学的な対策!

投稿日:2019年6月20日 更新日:


 

世の中には、本当に有能な人がいます。

 

ですが、ほとんどの人は自分は平均以上に能力があると考えてしまいます。

 

これを平均以上効果と言います。

 

もちろん、みんなが平均以上なんてことはあり得ません。

 

ところが多くの研究により、ほとんどの人は運動能力からコミュニケーション能力まで様々な面で平均以上だと考えてしまうのです。

 

過去にも平均以上効果の記事を書きましたが、驚くべきことに、誰がどう見ても平均以上だと思えなくても、人間って平均以上だと思い込んでいる研究をまずは紹介します。

 

スポンサーリンク
 

 

事故を起こしても、自分は熟練者!?

50人を対象にした研究では、総じて自分の運転技術が全体の分布の中で「熟練者」に近いと思っていることがわかった。(1)

 

しかも、この50人は先月自動車事故に巻き込まれ、そのうち3分の2は加害者であると警察に判断された人たちだった。

 

リッチモンド大学の研究によれば、平均的な人が自分は平均的な人より良い行いをたくさんするだろうし、悪い行いはしていないと信じているからだという。(2)

 

うまくいけば自分のおかげ、ダメなら自分は関係ない!?

ウィスコンシン大学の研究者たちは、共著論文を書いたことのある研究チーム全体のうち、自分の働きがどれくらいであるかを尋ねた。(3)

 

その結果、平均的な4人チームの場合、一人ひとりが自己申告した功績を足すと140%になっていた。

 

ところが、チームの努力が水の泡になった時は、結果に対して自分が関与した度合いを低く見積もることがわかった。

 

成果がでれば自分の功績を高く見積もり、研究がうまくいかなった時は自分から遠ざかるのですね。

 

よくありそうな光景ですけど。

 

では、この「平均以上効果」にひっかからないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。

 

平均以上効果にひっかかるバイアスとは?

スタンフォード大学の研究者たちは、人々に共通して見られるいくつかのバイアスを挙げている。(4)

 

・成功の功績は自分のものとするが、失敗の責任は他人に押し付けがち

・自分の成功はやる気や能力など個人の資質の結果だと考えるが、自分の失敗は不当な仕事の要求や不適切な指示など外的要因だと考えがち

 

ちなみに、平均的な人は、平均的なアメリカ人が自分よりそのバイアスの影響を受けやすいと答えた。

 

ペンシルベニア大学心理学部准教授のロバート・クルツバンは、この結果を「私たちは『自分が平均より上だと考えるバイアスが自分にかかっていないから、自分は平均より上だ』と考える」とまとめた。(5)

 

なるほどねぇ~。

 

ちょっと一言

平均以上効果にひっかかりたくなければ、自分は平均か平均以下だと考えればいいのです。

 

だからといって、自分に自信を失くせとは言っていません。

 

平均以上だと思うと過信したり、周りからも良い印象は与えません。

 

だから、控えめでいることが大事なのです。

 

ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
良かったらチェックしてみてください。
https://twitter.com/7pryQDbmp1FMQdF/status/1290640919264288768?s=20
スポンサーリンク
 

スポンサーリンク
 


他にも色んなジャンルから(勉強法やコミュテクなど)たくさんの記事が読めます!  
カテゴリー一覧
 カテゴリー

-認知心理学

執筆者:



【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

スポンサーリンク