認知心理学

シートベルトの着用は安全なのか危険なのか?~メリットとデメリット!~

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基本的に、僕は車に乗らないのですが、シートベルトは窮屈に思います。

 

だからといって、しないわけにもいかないのでとりあえずしますが。

 

もちろん、普段から運転している方はシートベルトの着用をしているはずです。

 

そこで、質問なのですが、シートベルトって何のためにするものですか。

 

「安全のためだろ!」当たり前の答えが返ってくると思いますが、その当たり前が危険なのです。

 

どういうことかといいますと・・・

 

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シートベルトは安全だと思っているから・・・

ミシガン大学の研究では、シートベルト使用に関する行動変化を実験条件下で調べられた。(1)

 

被験者にシートベルトの着用と非着用の条件で、5馬力のゴーカートレーシングコースで運転してもらったところ、シートベルト着用時の方が速度が速かった。

 

次に、実物の自動車を実際の道路で走らせて、シートベルト着用が運転スタイルに影響を及ぼすのかを調べる実験がオランダで行われた。(2)

 

ちなみに、アムステルダム-ユトレヒト-アーメルスフォールト間を環状に結ぶ、105kmの高速道路が使用された。

 

実験では、シートベルトを常習的に使用しないドライバーに、シートベルトを着用するように依頼して集めたところ、彼らはシートベルトをしない時よりスピードを出して運転し、先行車により接近し、速いスピードで路線変更し、障害物に近づいた時にブレーキをかけるタイミングが遅くなった。

 

一年後の追跡調査でも、これらの行動変化はまだ維持されていた。

 

シートベルトの着用が逆に危険な運転を招いてしまうということですね。

 

多分、安全だからと思ってしまうので、そういう行動をしてしまうのかもしれません。

 

ヘルメットの着用は?

2002年に発表されたアメリカの調査では、路上で観察した自動車利用者のシートベルトの使用率は10%の低さ(1985年インディアナ調査)から87%の高さ(1996年のカリフォルニア調査)まで上昇したが、14年間のデータを見ても、人工1人当たりの交通事故死亡率を減少させる効果は見られなかった(走行距離当たりの死亡率も減少していない)。(3)

 

1994年から1996年までの期間に、全米の50州の約半分、およびワシントンDCで、全二輪車ライダーにヘルメットを義務付ける法律が採用されたが、残りの半分の州では、採用されなかった。

 

この法律の有無によって州間を比較したところ、ヘルメットの着用法は登録車両1万台当たりの死亡率に有位に影響をもたらしていなかった。(4)

 

いつも、政治家に思うのは法律を作る時、効果を検証すればいいのにって思います。

 

シートベルトの着用は危険なのか?

ロンドン大学のジョン・アダムズは、シートベルトの着用の法律がある国とない国の交通事故死亡率の傾向に詳細に分析した。(5)(6)

 

その法律を導入している国では、交通事故死亡率が導入される前と比べて、かなり低い水準に落ちた。

 

もちろん、経済水準なども考慮に入れるべき。

 

しかし、そうした法的措置をとらなかった国でも同時期に交通事故死亡率が、導入した国より下がっていることを示していた。

具体的には、どちらも1973年の死亡者数を100とした場合、法制定時期が1975年で、その前かどちらの国も下降し、制定以降は法律がある国は90を下回るくらいで、ない国は80前後で推移していた。

 

ようは、シートベルトの着用が、実際以上に安全だと思ってしまうのが原因かもしれません。

 

ちょっと一言

シートベルトの着用が逆に交通事故の原因になったり、死亡率を増加させてしまうことがわかりました。

 

だからといって、シートベルトはしなくていいということにはなりません。

 

人間はシートベルトの着用で安心してしまうので逆に気を付けようと考えればいいのです。

 

万が一の時は、シートベルトが守ってくれることもありますので。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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