認知心理学

黒人が犯罪者だと思い込まれてしまう理由!

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今回は無意識に注意が向けられるバイアスについてです。

 

まず、アメリカ人の心の中にある黒人と犯罪の関連は何を見て、無視するのかに影響を与えるほど強く根付いているかどうかと疑問を持つことができるでしょう。

 

こうした関連付けは、人が何に注意を払うのかを決定づけることができるのか?

 

凶悪犯罪について考える際に、どの程度まで黒人に目を向けられるのでしょうか?

 

ちなみに、こういうことを注意バイアスといいます。

 

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黒人が犯罪者だと思い込む理由!

 

スタンフォード大学のジェニファー・エバーハートたちは、地元の警察署で研究をはじめ、2人から5人のグループで実施する研究の警察官を招いた。(1)

 

参加者には各自パソコン画面の前に座ってもらい、「注意喚起の課題」を実施してもらった

 

彼らには、画面中心に映し出される点に集中するように指示した。

 

そして、点の周りには光が点滅するため、目標はパソコン画面のどこで光ったか、できるだけ素早くボタンを押して示すことであると伝えた。

 

この加田は実際には、「閾下プライミング課題」(意識的に知覚できない刺激を与えることで、その刺激に関する思考を活性化させる課題)であった。

 

これは心理学で使われる一般的な手法で、人々が無意識の中にある言葉やイメージにどの程度影響を受けているかを測定するために使用される。

 

この研究では、参加者の半数に犯罪に関する言葉、「取り押さえ」「逮捕」「捕獲」「発砲」などが提示された。

 

この参加者たちは、研究の「犯罪条件」にあった。

 

各単語はわずか0.075の間、スクリーン上に点滅した。

 

警察官たちは意識的にそれを感知すことはできなくても、犯罪について考えるように促された。

 

残りの「統制条件」の警察官には、単語の代わりに無作為な文字列を提示した。

 

次に、参加者全員に二つの顔、黒人の顔と白人の顔を同時に提示した。

 

その結果、犯罪について考えさせらていなかった統制群の参加者は、白人の顔に目を向ける傾向にあることが判明した。

 

一方で、犯罪条件群の参加者は黒人に目を向ける可能性が高かった。

 

取り押さえ、逮捕、発砲について考えることにより、彼らの注意は黒人の顔に引き寄せられていた。

 

そして、この黒人と犯罪の関連付けは限ったことではありません。

 

 

スタンフォード大学の大学生たちを対象に同様の調査を行ったところ、同じ結果が得られた。

 

 

つまり、警察官であろうと大学生であろと、人の注意は、自分たちが自覚すらしていなステレオタイプ的な関連付けによって左右されているのです。

 

ちょっと一言

こういうバイアスの根幹ってわかっていないと思いますが、犯罪=黒人みたいに思い込んじゃっているところが怖いですよね。

 

アメリカの警察官にこういうバイアスがあることを勉強させれば、おかしなことになる可能性は減るのかなって個人的には思います。

 

ただ、ほとんどの人間は思い込みを自覚しないので、難しい気もします。

 

ちなみに、ユーチューブもやっています。
良かったらチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UC56yqcM1OG39QIp8-pvHRCQ

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