認知心理学

心と体の心理学!~体の動きが心理に影響しちゃう?~

投稿日:2019年7月6日 更新日:


 

よく、「心と体は繋がっている」と言われます。

 

ちなみに、今回の「体」というのは動作のことです。

 

で、1つ疑問に思いませんか。

 

心と体がつながっているなら、どちらがどちらに影響を与えるのでしょうか。

 

普通に考えれば、心が変われば動作も変わっていくような気がしますよね。

 

ですが・・・

 

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動作が心理に与える影響!

アイオワ州立大学の研究者たちは、被験者たちに表向きヘッドフォンでメッセージを聞いてもらった。(1)

 

その最中に、首を縦に振る(一般的に動意に関する動作)ように指示された被験者たちは、首を横に振る(一般的に不同意の動作)ように指示された被験者たちより、ヘッドフォンで聞こえてきたメッセージをより好意的に受け取っていた。

 

シカゴ大学の実験では、被験者たちが両手を身体の方へ引き寄せながら(札束を受け取る時のように受容と関連した動き)、目の前の情報を評価し、別の被験者たちは両手を外側へと突きだしながら(嫌な味やにおいがするものを押し付ける時のように拒絶や回避に関連した動き)、同じ情報を評価した。(2)

 

その結果、両手を引き寄せた被験者の方が、両手をつき出した被験者よりも、情報を好意的に評価した。

 

ミシガン大学の研究グループは、「マルチタスク」を調査する実験だと被験者に信じ込ませ、しぐさが与える影響について実験した。(3)

 

被験者たちは、ドナルドという人物が出てくる文章を読むように指示された。

 

それと同時に動作感知装置の中に手を通すように指示された。

 

被験者の一部は中指を伸ばし、一部は親指を伸ばすように指示された。

 

その結果、中指を立てた被験者はドナルドを敵意のある人物だと見なし、親指を立てた被験者はドナルドを好ましくて頭の良い人物だと判断した。

 

ドナルドさんのことがわからないにもかかわらず、こちらのしぐさで判断が変わっちゃうのですね。

 

また、周りの環境によっても人間の心理って変わっちゃうようです。

 

気温によって考え方が変わる!?

シカゴ大学の研究者たちは、地球温暖化による脅威について被験者に質問した。(4)

 

その際、質問をする部屋の温度を変えた。

 

特別に部屋を暖かくした部屋で質問された被験者は、寒い部屋で質問された被験者よりも、地球温暖化をはるかに深刻に考えていた。

 

実際のところ、暖かい部屋にいて、政治的には保守派であると自認している人たちが寒い部屋にいて、リベラル派であると自認している人と同じくらい、地球温暖化への懸念を表明していた。

 

温度によって、自分の考え方が変わってしまうのですね。

 

ちょっと一言

実際は、心が動作にではなく、動作が心に影響を与えることがわかりましたね。

 

ということは、自分の動き次第で自分の心理も良くも悪くなるということです。

 

とりあえず、ポジティブな動作をとってみるのがよろしいのでは。

 

また、部屋の模様替えなどもしてみるのも面白いかなと思います。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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