認知心理学

バイリンガルは感情をコントロールしやすくなるのでバイアスにかかりにくい!

投稿日:2020年12月22日 更新日:


 

今回は、外国語ができると結構良いことがあるよという話です。

 

まぁ、普通に日本人が英語ができたりするだけでかっこいいと思われることもメリットの一つに入ると思います。

 

ですが、それ以上にいことがあるのです。

 

それは思い込みに捉われにくくなるのです。

 

ほとんどの人は、思い込みに捉われているのですが、実際はほとんど気づいていません。

 

でも、外国語ができる人は違うようです。

 

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バイアスを回避する方法!

 

ノースウェスタン大学のSayuri Hayakawaたちは、外国語で考えると、意思決定の偏りが減るかどうかを調べた。(1)

 

対象は、英語を母国語にする日本語とフランス語の学習者、そして韓国語を母国語にする英語学習者だった。

 

選択が母国語で提示されたとき、人々は利益を嫌うリスクと損失を求めるリスクを持っていたが、外国語で考えた場合はのこのフレーミング操作の影響を受けなかった。

 

追加の実験では、外国語を使用すると損失回避(バイアス)が減少し、正の期待値を持つ仮想および実際の賭けの両方の受け入れが増えていた。

 

 

つまり、外国語が母国語よりも認知的および感情的な距離を作ってくれるのです。

 

外国語ができるだけで意思決定の質が上がる!?

 

ポンペウファブラ大学CBC脳認知センターのアルバート・コスタたちは、特定の問題が提示される言語によって意思決定がどの程度影響を受けるかを調べた(ネイティブと外国)。(2)

 

特に、問題が外国語で提示された場合、意思決定におけるさまざまなヒューリスティックバイアスの影響が軽減されるかどうかを調べた。

 

この目的のために、700人以上の参加者がさまざまなタイプの個々の意思決定問題についてテストされた4つの主要な研究の報告があった。

 

最初の研究では、損失回避に関連するフレーミング効果に対する外国語の影響に関する最近の観察結果を再現した。

 

2番目のセクションでは、外国語の影響が、利益/損失の二分法ではなく、心理的な会計バイアスを伴う他のタイプのフレーミング問題に存在するかどうかを評価した。

 

3番目のセクションでは、リスクと不確実性の下での意思決定理論のいくつかの重要な側面で外国語の影響を研究した。

 

4番目の研究では、感情的な意味合いを持たない論理的問題を含むテストである認知反射テストで外国語効果の存在を評価した。

 

外国語がさまざまな意思決定状況にわたる意思決定におけるヒューリスティックなバイアスの減少につながったことがわかった。

 

ちょっと一言

外国語が話せたり考えたりすることで、偏りが減るので、バイアスにかかりにくくなるのです。

 

ということで、海外に行ったり、外国語を勉強するだけでももしかしたら効果があるかもしれません。

 

また、日本語ができる外国人と友達になるのも良いかもしれません。

 

なぜなら、そのひとはあまりバイアスにかかっていないので。

 

ちなみに、ユーチューブもやっています。
良かったらチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UC56yqcM1OG39QIp8-pvHRCQ

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