認知心理学

努力できない子供から努力できる子供になる親の話し方【成長マインドセット】

投稿日:2019年6月27日 更新日:


 

過去に、成長型マインドセットは大事だよっていう記事を書きました。

 

なぜかと言えば、成長型マインドセットは努力をすればどんなことでもできると思うことによって、難しいことにどんどんチャレンジしていくので、結果的に色んな事ができるようになるのです。

 

対照的に、固定型マインドセットというものもあります。

 

このマインドセットは、「全ては才能で決まっていて、努力は無駄なんだ」という考え方に基づいています。

 

普通に考えれば、みんな成長型マインドセットになりたいと思うはず。

 

ところが、これは批判したり、助言してくる相手のマインドセットによって、こちら側のマインドセットに大きく影響してくるのです。

 

特に、親子関係では影響が大きいかもしれません。

 

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マインドセットは相手次第!?

スタンフォード大学の研究者たちは、まず参加者たちに簡単なテレビゲームをしてもらった。(1)

 

ゲーム目的は、エルフ(妖精)を操作してゲームの世界内を移動して、イエロー・クリスタルを探すこと。

 

ところが、実際にはどこにもイエロー・クリスタルは存在しなかった。

 

その結果、参加者たちは必ずゲームで負けるように仕向けられていた。

 

その後、参加者を2つのグループに分け、いずれかのフィードバックを与えた。

 

参加者の半数は「あなたの負け。テレビゲームの才能は生まれつきの決まっています。あなたにはテレビゲームの才能はありません」という固定型マインドセットを評価者から聞き、もう半数の参加者は「あなたの負け。練習をすれば、テレビゲームはうまくなります」という成長型マインドセットを評価者から聞いた。

 

そして、その2種類の評価がその後のマインドセットにどう影響したかを調べるために、別の20種類のテレビゲームに関する短い説明文を参加者たちに読んでもらった。

 

そのうちの半数はゲームは簡単だと紹介され、もう半数は難しいゲームだと紹介された。

 

これらの説明文を読み終わった後、質問紙にそれぞれのゲームがどれくらい難しそうか、どれくらいゲームをやってみたいか記入してもらった。

 

その結果、最初のゲームでは全員の成績は悪かったが、その後の固定型マインドセット、または成長型マインドセットに基づくフィードバックを与えられた参加者たちは、コメントの種類によって、どういうゲームをプレイしたいと感じるかに大きな差が生じた。

 

固定型マインドセットの評価を受けた参加者たちは、全力で取り組まなければいけないゲームに興味を示さず、簡単なゲームの方を好んだ。

 

対照的に、成長型マインドセットの評価を受けた参加者たちは、スキル向上のチャンスを迎え入れ、最も難しい種類のゲームを選んだ。

 

つまり、相手に批判する時にその批判者がどのようなマインドセットを持っているかによって、失敗を回避させようとするのか、向上させようとチャレンジさせようとするのかが決まるわけです。

 

ちょっと一言

子供が努力しないのは、親のマインドセット自体が固定型だったら、それは当然だということが言えます。

 

ですので、子供に勉強でも何でも努力してほしかったら、まずは自分が成長型マインドセットになることです。

 

つまり、コツコツやれば何だってできるのだというところを子供に見せればいいのです。

 

だからといって、やみくもに何かをコツコツやっても意味がありません。

 

目的をもって、少し難しいことに挑戦していくのが成長型マインドセットですので。

 

そして、これは子供に限らず、どんな人間関係でも言えます。

 

ですので、固定型マインドセットを持っている人とはあまり関わらないほうが良いかもしれませんね。

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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