認知心理学

差別をする子供の意外な事実!

投稿日:2021年3月21日 更新日:


 

「自分の子供には誰かを差別をさせたくない」と思っている人はほぼ全員だと思います。

 

そう考えたら、差別をする人は減っていきますよね。

 

ですが、現実はどんな年齢でも差別をする人がいます。

 

もちろん、子供でも。

 

で、本当に自分の子供に偏見を持ってほしくないのであれば、まずは自分の考え方を考え直す必要があるかもしれません。

 

今回はそんな研究を紹介します。

 

スポンサーリンク
 

 

差別をする子供は親とどういう関係?

プリンストン大学のステイシーシンクレアちは、「アフリカ系アメリカ人は多くの安全を脅かす脅威である」や「アフリカ系アメリカ人はこの国から分不相応なほどの資源を得ている」などの項目にどの程度同意するかを調べた。(1)

 

この調査では、ほとんどの親が白人である親のバイアスが測定された。

 

つぎに、参加者の4年生と5年生の子供たちに、自分たちがどれほど親に親近感を持っているのか測定するアンケートを実施した。

 

最後に、コンピューターで子供たちに潜在連合テスト(IAT)をしてもらった。

 

子どもたちにコンピュータスクリーンの前に座ってもらい、一連の顔と言葉を一つずつ提示。

 

表示された顔は白人と黒人のもので、表示された言葉は善を表すもの(例えば「平和」「喜び」など)、あるいは悪を表す言葉(例えば「意地悪」「悪」など)。

 

IATは参加者が表示される顔を黒人のものか白人のものか、言葉が善か悪かを分類する際の速度を測定することで、バイアスを測った。

 

具体的には、子供たちは黒人の顔や悪をの言葉を表す言葉が表示された場合には、特定のコンピューターキー、白人と善の言葉が表示された場合にはまた別のキーを押すように指示された。

 

また、黒人の顔と善を表す言葉が表示された場合には特定のキーを、白人と悪の言葉が表示された場合にはまた別のキーを押すように指示される時もあった。

 

その結果、彼らの反応時間を測定してわかったのは、概して人は黒人と悪を表す言葉が同じである場合には反応時間が速いということだった。

 

ところが、黒人と善を表す言葉が同じキーである場合には、反応が鈍かった。

 

つまり、黒人と悪の関連付けが強いことを示した。

 

そして、この調査で親が藩黒人主義なバイアスを示すほど、子供もIATテストで反黒人主義的なバイアスを示していた。

 

しかし、こういう子供たちは親と親密な関係を持っていた。

 

両親のいうことをよく聞き、両親のようになりたいと思い、両親に誇りに思ってほしく、両親と共に過ごすのが好きな子供に限ってのことだった。

 

ちょっと一言

つまり、愛情を注いでいるだけではなく、同時にそういうバイアスも共有しちゃっているのですね。

 

で、人種差別は意識的にしていますが、バイアスなので本人が気づいていないことがほとんどです。

 

ですので、そういう意味では、悩ましいですよねぇ。

 

ちなみに、ユーチューブもやっています。
良かったらチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UC56yqcM1OG39QIp8-pvHRCQ

-認知心理学

執筆者: