認知心理学

感情はどこからくるのか?

投稿日:2019年3月11日 更新日:


感情、どこから

 

どんな人にも感情はありますよね。

 

では、その感情ってどこからくるのでしょうか。

 

それは、例えば楽しいから笑うというように感情ありきで行動するのだから、そもそも感情がどこからくるのかという質問自体がおかしいと思うかもしれません。

 

ですが、心理学の実験では、全く逆の現象が起きるのです。

 

つまり、楽しいか笑うのではなくて、笑うから楽しいのです。

 

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うなずけばそれが好きになる!?

カリフォルニア州立大学の研究者たちは、しぐさや行動が感情に影響するのかということに対して実験を行った。(1)

 

まず、参加者にヘッドフォンの機能テストをお願いした。

 

基準に合格しているならうなずいてもらい、不合格な首を横に振ってもらった。

 

またテスト中に、目の前にはペンが置かれていてた。

 

テストの後、2本のペンを用意し、1本はテスト中に置かれていたペンで、もう1本は新しいペンだった。

 

そこで「どちらが好きですか」と尋ねた。

 

その結果、テストでうなずいた人は古いペンを首を横に振った人は新しいペンが好きだという傾向があることがわかった。

 

つまり、肯定的な態度がその時のモノを好きにさせてしまうみたいですね。

 

笑顔になるから面白い!?

ドイツのマンハイムの大学の研究者たちは、面白さと笑顔についての関連を調べた。(2)

 

一方の被験者たちには、唇に触れずに前歯だけで噛んでもらった(笑顔になれる)。

 

もう一方の被験者たちには、歯に触れず唇だけで挟んでもらった(笑顔になれない)。

 

つまり、強制的に表情を固定した。

 

ペンをくわえた状態で、様々なマンガを見せて、その面白さに点数をつけてもらった。

 

その結果、歯で噛んだ人たちの方が、同じマンガをより面白く感じていたことがわかった。

 

普通に考えれば「好き」とか「嫌い」とかという感情が先に自分の心から生まれて行動や意思決定などが決定されると思いがちですが、実際には態度や姿勢、顔の表情によって感情が左右されるのです。

 

身体研究の第一人者のニーデンタールは、「あなたが笑顔でいれば、世界も一緒に微笑んでくれるだろう」と述べている。(3)

 

ちょっと一言

行動や表情などが感情に影響を与えるということは信じがたいかもしれませんが、実際にお笑いなどを観て、無表情でいるとなにも楽しくないということがわかります。

 

ですので、感情をポジティブな方向に持っていきたかったら、とりあえず自分が楽しいと思うことをやってみたりするのが良いと思います。

 

ただし、ネガティブな感情がある時に無理に目をそらさず、それに向き合ってどうすれば乗り越えられるかについて考えてください。

 

嫌なことがあって、無理にポジティブになろうとするといつまでもその感情が頭に残り、目の前のことに集中できなくなってしまいますので。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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