認知心理学

地図などを覚える時にジェスチャーは有効なのか!?

投稿日:2021年8月31日 更新日:


 

今回はジェスチャーをすると、空間認識能力が上がるのかということについてです。

 

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ジェスチャーを空間認識能力が上がる!?

 

スタンフォード大学のバーバラ・トベルスキーは、ジェスチャーの効果を確かめるために、他の学生グループに両手をお尻の下に敷いて、説明を読んで記憶するようにしてもらった。(1)

 

その結果、ジェスチャーをした人より成績が悪かった。

 

説明された状況は盛りだくさんだったので、ジェスチャーもそうなった。

 

ほとんどの人がいくつものジェスチャーを続けて行い、中には途中でやり直して理解を深めようとする人もいた。

 

ジェスチャーをしている時は手を見ることは滅多になく、見たとしてもちらりと目を向けるだけだった。

 

つまりそれはジェスチャーによる表現は空間‐運動性のもので、視覚的なものではないということだった。

 

ということは、生まれつき目が見えない人がジェスチャーをすることも納得できますよね。

 

重要なのは空間での動きであって、見た目ではありません。

 

さらに、読みながらジェスチャーをしても、読むスピードは落ちなかった。

 

ちなみに、二つのことを同時にすると、認知的負荷が高まり、パフォーマンスが低下します。

 

ジェスチャーと考えることについてはそれが当てはまらないようです。

 

不思議なことに、認知的負荷を加えたことで、認知的負荷が減少した。

 

被験者にとって、与えられた説明を理解するのは難しかった。

 

どこに何があるかを理解するには、真剣に取り組まなけれならなかった。

 

言葉はどんどん横に進んでいく。

 

周りのものとは、象徴的なつながりしかなかった。

 

しかしジェスチャーはその環境に似たものを作る。

 

場所や道を、少しずつバーチャルの地図に配置していった。

 

 

ちょっと一言

つまり、ジェスチャーは言語を思考に翻訳するということです。

 

これなら、ほんの少しのことを記憶したいならジェスチャーを取り入れてみるのが良いかと思います。

 

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ちなみに、ユーチューブもやっています。
良かったらチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UC56yqcM1OG39QIp8-pvHRCQ

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