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喧嘩する男性の心理とは?~攻撃的になってしまう理由~

投稿日:2018年5月6日 更新日:


喧嘩する、男性、心理、攻撃的になってしまう、理由

 

「暴力、攻撃、喧嘩」と言えば、男性を思い浮かべる人が多いと思います。

 

ですが、なぜ男性はそういう行動をとりやすいのでしょうかね。

 

男性のみなさん(僕も含め)、思い当たる節はありませんか。

 

女性から見たら、「どうしてあんな攻撃的なの」って思ったこともあると思います。

 

もちろん全員ではないにしろ、それには進化の過程でそうなってきたのかもしれないということが言われています。

 

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侮辱された男女の反応の違い!

アリゾナ州立大学の心理学者、ダグラス・ケンリックらは、移ろいやすい動機(要求、衝動、欲望など、行動を引き起こし方向づけるもの)の状態が侮辱に対する人々の反応をどう変えるか実験した。(1)

 

まず、研究者たちは公共の場で侮辱と暴力の実体験について、学生にアンケートをした。

 

その結果、男女ともに75%が公共の場で面罵された経験が1回はあることがわかった。

 

侮辱に対する反応はいろいろで、すぐに背を向けたものもいれば、間接的な攻撃をしたものもいた。

 

例えば、攻撃してきた相手の悪口を言いふらしたり、意地悪なゴシップを流したりという感じだった。

 

一方で直接な攻撃としては、相手に殴りかかったり、怒鳴りつけたりした者もいた。

 

こういう選択のうち、男性は直接的な攻撃をする人が最も多く、女性の場合は間接的な攻撃が最もありがちだった。

 

まぁ、感覚としてそんな感じがしますよね。

 

喧嘩をする男性と悪口を言う女性の心理!

次の実験では、被験者に彼らの動機を操作するように意図された3つのシナリオを提示した。

 

1つ目のグループには、南の島で過ごす休暇の最終日に、非常に魅力的な異性と視線が絡み合ったというシナリオが与えられた。

 

そのい話は、二人がますます夢中になり、ロマンティックなディナーをし、月明かりに照らされたビーチを散歩し、指先の触れ合いもやがて親密になり、情熱的なキスを交わす、というところで終わる。

 

2つ目のグループには、有名企業に就職し、新しい職場に初めて行って見ると、温軸新奇で採用された2名の同僚の顔を合わせた、という話を聞かせた。

 

新しい上司が言うには、6カ月たった時点で、1人がクビになり、1人には昇進があるそうだ。

 

最後のグループは、対照群として恋愛や地位の話ではなく、自分がなくした財布を探して、最終的にそれを見つけたというシナリオを思い描いてほしいと言われた。

 

こうして、それぞれの動機を活性化させた後に、研究者たちは被験者全員に次のような場面を想像してほしいと頼んだ。

 

パーティー会場で知り合いのクラスメイトがドリンクをこぼし、自分の服が汚れてしまったが、そのクラスメートは謝らなかった。

 

これに対する選択肢は、

①相手を殴る

②相手を罵倒する

③相手を突き飛ばす

④相手の行く手をすべてふさぐ

⑤その人物の陰口を言う

⑥その人物について耳にした恥ずかしい秘密を友人にばらす

⑦その人物を仲間はずれにしようとする

⑧その人物についてデマを流す

 

その結果、男性は地位について考えている時(2つ目のシナリオ)は、殴る、突き飛ばす、または相手を挑発するような行動への欲求が高まった。

 

ところが、ロマンスについて考えている時(1つ目のシナリオ)は、攻撃的な傾向が少し抑制された。

 

一歩で女性の場合は、地位もロマンスも侮辱に対して、直接攻撃したいという欲求は高まらなかったが、間接的に報復したいという欲求は高まることがわかった。

 

男性はどういう状況にしろ攻撃的になりやすく、女性の場合はその逆で、間接的報復したいみたいですね。

 

ちなみにこの実験では、パーティー会場に男女がいたという設定を想像してもらっていました。

 

では・・・

 

喧嘩をよりしてしまう場面とは?

次の実験では、一部の被験者に対し、侮辱が行われたパーティに同性しかいないという場合を想像してもらった。

 

こうして同性の面前で侮辱されるところを想像してもらった男性は、ロマンティックな動機付けでも、地位に関する動機付けでも、同じように攻撃的な行動をとろうと考えた。

 

研究者は、「地位に関する動機付けもロマンスに関する動機付けも男性を直接的な攻撃に駆り立てる。だが男性は、暴力その物が女性からセクシーに見えるわけではないということを知っているようだ。したがって、交配相手を求める男性は、女性の前では自分を抑えようとするが、見物人が男性ばかりだと、特に攻撃性を誇示しようとする。その理由は見せつける相手は実は女性ではなく、他の男性たちだからだ。こうした行動は、男性の序列内における自分の地位を確保するためのものであり、直接的に愛を獲得するためのものではない。実際、他の動物の場合でも、オスはメスの数週間前に繁殖にやってきて、頭をぶつけあったりするのもメスが来る前に済ませることが多い。メスは争いその物を見る必要はない。ただ誰が勝ったかがわかればいいのだから」と説明。

 

なるほど、そう考えると自然界の動物のメスは合理的ですね。

 

人間も動物だからそこに当てはまるのかなという気もしますが、人間には自制心が備わっています。

 

自制心は、ビッグ5(心理学で5つに分けられる性格)の中で、「誠実性」と大きく関係してします。

 

すぐにケンカしてしまう男性は衝動的なので誠実性が低いことが言えます。

 

ですので、友達でも、カップルでも、誠実性が高い人と付き合った方が間違いなく良いです。

 

ただ、実験では男性の方が攻撃的な欲求が出てきたという結果は自然なことだと思います。

 

後は、自分をコントロールできるかどうかです。

 

ちょっと一言

男性は、侮辱された時、直接的に攻撃をしようとし、女性は間接的に相手の悪い噂を流そうと思っていることがわかりました。

 

どちらにしろ、イラッと来ることは間違いありません。

 

その時は、呼吸をゆっくりにすると落ち着いてきます。

 

そしたら、冷静に対処できます。

 

ちなみに、人の悪口を言う人はその悪口が自分のイメージにそっくり乗ってしまうのであまり言わないほうが良いと思います。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。他には、どんどん新しいことを知って挑戦していくことと、そんな人が好きです!

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