コミュニケーション

若者は共感する力が激減してきたという30年で1万4000人を対象にしたミシガン大学の研究!

投稿日:2020年2月22日 更新日:


 

心理学では、他人の態度や感情を理解しようとする能力を「心の理論(TоⅯ)」と言います。

 

「心の理論」を獲得しますと、人の感情の模倣や共感ができるようになります。

 

ちなみに、コミュニケーション障害を抱える子どもは普通の子供に比べて心の理論の発達が極端に遅いようです。(1)(2)

 

そして、共感は主に3つの要素で構成されます。

 

1つ目は認識、相手の心の奥底にある精神状態を想像することです。

 

2つ目は共感、自分を人の感情に重ね合わせられることです。

 

3つ目は神経の働きで(a)「ミラーニューロン」と呼ばれる神経細胞の作用により、脳が適切な神経活動をによって反応することと、(3)((b)眼窩前頭皮質と扁桃体の活動による「共感回路」が作用することです。4)

 

この2つは他者の同期、感情、気分を理解する能力を発達させるために不可欠だと考えられています。

 

こういう能力は社会で生きていくために大事な能力です。

 

ですが、現代のテクノロジーが人間の共感する力を低下させているようです。

 

スポンサーリンク
 

 

共感する力の低下はテクノロジーのせい!?

ミシガン大学のサラ・コンラスたちは、1979年~2009年まで実施された1万3700人以上の大学生の(現実世界での)共感に関する72の実験を検証し、「他人のことを親身になって考える」(例「よく、恵まれない人について何とかしてあげたいと考える」)、「相手の立場で考える」(例「友人の立場になって考え、相手をより良く理解しようと努めることがある」)などに回答した学生が大幅に減少していることを明らかにした。(5)

 

この共感の激減は、若年層における長期的変化の代表例だと言われてきた、「ビデオゲームが攻撃性に及ぼす影響」や「自己愛の長期的な増加」よりも顕著だった。

 

研究者たちは、「共感の要因として思われるとして、個人が日常的にテクノロジーやメディアを利用する機会の増加が挙げられる。この増加は、私たちの生活に大きな影響を及ぼしているのは明らかである。オンラインで他者とコミュニケーションする時間が大幅に増えたことで、共感などの対人関係の働きに変化が生じてきていると考えられる。例えば、オンライン上で友人をつくり、知り合いを増やすことは容易かもしれないが、この能力が現実世界での円滑な人間関係をもたらすとは限らない。職場などでは人が直接顔を合わせる機会が大幅に減っており、家族との夕食や友人宅を訪問する機会も減っている。また、個人的な悩みを打ち明けられる親しい友人の数も著しく減ってきている。。その代わりに、人々は簡単ですぐ結果が手に入るテクノロジーの世界に入り込み、その結果、物事が思い通りにいかないとすぐにいらだったり、興味を失ったりするようになっていると考えられる。。さらに、個人的な欲求の実現や自己表現を促すテクノロジーに囲まれていることによって、他者と心を通わせたり、共感を表したりする機会が減っているとも考えられる。」とコメント。

 

ちょっと一言

まぁ、僕も含め、他人の気持ちを理解しようという人は少なくなっているのかなと言う気がします。

 

だからといって、時代の波なのでテクノロジーをなくすことは無理です(反対に多大な恩恵もありますが)。

 

ただ、テクノロジーがあるからといって、人間が共感する能力を失ったわけではありません。

 

少しでも人の気持ちを理解したい方は、

人の気持ちを考えるようにする方法!~相手の気持ちを汲み取るには?~

人の気持ちを理解するトレーニング!~相手を理解する力をつけるには?~

を参考にしてみてください。

 

スポンサーリンク
 

スポンサーリンク
 


他にも色んなジャンルから(勉強法やコミュテクなど)たくさんの記事が読めます!  
カテゴリー一覧
 カテゴリー

-コミュニケーション

執筆者:



【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

スポンサーリンク