コミュニケーション

誰かと協力する際には言葉だけではなくジェスチャーをすると作業が格段に速く正確にできる!

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今回はジェスチャーの効果についてです。

 

ジェスチャー会話をする時の社会的接着剤です。

 

頭、手、身体、顔が会話を続けさせてくれます。

 

あなたが僕に何かを言い、いったん言葉を止めて僕を見る。

 

僕はうなずいて、納得していることを伝えます。

 

もし納得していなければ、眉を顰めたり首を傾けたり、目を細めたりします。

 

あなたが話す番だと思えば、身体を後ろに引いたりします。

 

質問に答えられなければ、肩をすくめるかもしれません。

 

そうした無言のフィードバックをお互いにしなければ、会話はうまく続きません。

 

会話は協力の一形態ですが、ジェスチャーがカギとなるわかりやすい協力もあります。

 

実在するものを指さしたり操作することで、楽になる場面もあります。

 

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協力するにはジェスチャーが不可欠!?

スタンフォード大学のバーバラ・トベルスキーは、二人の学生に地震があったことを想定し、負傷者を救うために、最も適切なルートをを見つけるように指示した。(1)

 

二人には大学のキャンパスの地図に、負傷者の場所と通れない道に印をつけたものを渡し、一番いいと思われるルートの地図を描くようにと告げた。

 

二人で並んで座って同じ地図を見ながら作業をすると、会話のツールとして手、声、地図が用いられた。

 

会話に没頭していても、お互いの顔はほとんど見ることはなく、手を見ていた。

 

手を交代に動かしながら、地図の道を検討し、声で説明を補足した。

 

また、声に出るのは次のような言葉だった。

 

ここで、そこでまがる、今度はこっちの道、そこじゃない。

 

地図上で手が何をしているのか見ていなければわからないこと。

 

彼らのジェスチャーは次第に短くなっていった。

 

最初はルート全体をなぞっていったが、共同作業が進むにつれて、ただ次の交差点をさするだけになった。

 

お互いのジェスチャーを取り込んでいく、引き込みという現象が、言葉についても起きた。

 

もう一つの被験者グループも、並んで座り同じ地図を使うが、二人の間に薄いカーテンをひいて作業を行ってもらった。

 

すると会話のツールは声だけになる。

 

同じ地図を見て、ジェスチャーを使えた最初のグループは、対話が多くなり、その実験を楽しみ、地図もうまく描けた。

 

カーテンで分けられたペアは、ルートについての意見を一致させるのに苦労していた。

 

学生たちはこの作業に真面目に取り組み、楽しんでいた。

 

それでも3分の1のペアは、二人の間で大きく違う地図を描いていた。

 

言葉は空間のような、つまり常に人々の周りにあるごく基本的なものについて説明する時でも、曖昧になりやすい。

 

対照的にジェスチャーは明白。

 

正確な場所を示し、曲がり角や道をなぞる。

 

この実験でどのようなジェスチャーが多くでたのは、場所を示す指をさすようなジェスチャー、道を示す選を描くジェスチャー。

 

ゼロ次元と一次元。

 

もう一つ、別の種類のジェスチャーが使われていた。

 

それは二次元的に手を動かす、範囲を示すジェスチャー。

 

ジェスチャーは単独では役に立たず、この作業を表現する外部のものが必要だった。

 

この場合は地図。

 

しかし、ジェスチャーはジェスチャーのプラットフォームとなる、バーチャル外部の表現を作ることができる。

 

現実でもバーチャルでも、外部の表現が共通の基盤を生じさせ、推論したり考えたりするときの、手の動作のための舞台となる。

 

ちょっと一言

つまり、ジェスチャーをすることでお互いに共通認識ができ、お互いの言っていることが理解できたのです。

 

これがジェスチャーができなくなると、頼りになるのは言葉だけなので認識がずれやすくなってしまうのです。

 

だから、グループで何か作業する時はなるべく多くのジェスチャーを積極的に取り入れれれば、作業は格段に正確に速く進みやすくなるのです。

 

ちなみに、ユーチューブもやっています。
良かったらチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UC56yqcM1OG39QIp8-pvHRCQ

-コミュニケーション

執筆者:



【Yoske】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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