僕は一時誰にも信じてもらえなくていいと思っていた時期がありました。
でも、そんな感情いつまでも続きません。
で、たいていの人は他人から信じてほしいものです。
じゃあ、普通に「僕のことを信じて」と言って、その人のことを誰かが信じますか。
普通に考えれば、信じないですよね。
逆に、みなさんだったら、どういう人を信用しますか。
信じてほしければ!
心理学者のポール・ザックは、非営利法人キバから融資を受けるための申請フォームを使った神経科学実験を行った。(1)
ちなみに、キバはアフリカの女性の経済的自律を支援をするための仲間同士の連帯保証を取り入れた少額融資サービスを提供している。
実験では、借り手が入力する申請フォームに「目標」を書き入れた場合と書き入れなかった場合を比べた。
そして、貸し手となる122人の被験者を対象に、融資の申請フォームに目を通している間の脳のデータを集めた。
その結果、「目標」が記入されたプロジェクトは、そうではないプロジェクトに比べ、45%も多くの人たちが融資に参加し、28%多くお金を集めることができた。
さらに、借り手となる申請者のことが信用できると感じられた場合には、融資の成約率がより高くなった。
そして、神経科学データからは「目標」が記入された申請フォームは、そうではない申請フォームと比べ、、脳内のより広い範囲でオキシトシン(絆やつながりを求めさせるホルモン)の反応を引き起こしていた。
目標を書くだけでこれだけの効果があるなんて驚きですね。
逆に言えば、目標を伝えておけば、信用してもらえるということなのです。
ちなみに、貸そうとしているお金が相手の言葉で返ってくるかどうかある程度わかっています。
ちょっと一言
今回は融資についての実験だったのでかなりシビアだと思います。
ですが、これだけのシビアな実験で効果があるなら、普通に頼みごとをしたりするときも目標を伝えておけば、説得は可能だと思います。
融資の場合はお金ですが、誰かに手伝ってもらいたいときは時間や労力を貸してもらうので原理として同じです。
だから、そのあと感謝の言葉を伝えたり、何かをあげるのです。
時と場合によるのですが、どちらかと言えば、してくれたことに対して具体的に感謝の言葉を伝えた方が良いです。
人間は、自分の存在意義を認められると嬉しくなるので。
まぁ、何はともあれ、信用してほしかったら自分の将来でも何でも良いので目標を伝えておきましょう。
また、将来性のある人の方が魅力があるように見えますので、将来について4段階くらいに分けて語っておくとおいいです。
なぜ、4段階かと言いますと、現実味があると思ってもらえますし、実際に達成可能ですから。
だから、何か目標達成したいと思ったら、分割しておくといいです。
と言っている僕は何もしていなかったので、これから周りに将来について語りますかねぇ。
ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
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