人間関係の悩みって結構あると思います。
中でも、信頼関係があるのかどうか不安だという人もいるかもしれません。
今回は、その関係がわかるサインについて紹介します。
それは冗談が言える仲です。
じゃあ、どれくらいの冗談が言えればいいのでしょうか。
冗談が言い合える仲!
オークランド大学のバーバラ・プレスターは、ニュージーランドにある3つの小規模なIT企業の意男女社員に聞き取りをして、その日常を観察した。(1)
そして、彼らのほぼ全員が、仕事中に誰かをからかったり誰かにからかわれていると回答した。
実際、からかいはプライドに関わることで男性も女性もほとんどの社員は職場の“からかいの輪”に入っていて、からかったりからかわれたりしているとはっきり答えた。
3か月の調査で様々なことがわかった。
まず、“からかい”は汚い言葉や罵倒語の有無にかかわらず、職場内の団結と士気向上に極めて重要だということが明確になった。
一番よく使われているからかいの言葉は、あらゆる面で職場内の距離を縮めてくれるものだった。
全て(3つの)の企業の社員がからかうのは、ごく親しい仲間のメンバーだけだった。
“からかいの輪”に入れたということは、ようやく仕事仲間として認められたということを意味した。
新入社員が入ってきたときに最初は軽いジャブ分程度のものから始まり、にからかいの言葉を笑って受け流すことができるかどうかを見極めながら、徐々にハードなものにしていくこともわかった。
もちろん、この流れは1つの例です。
また、職場内の団結を示すからかいの言葉やおどけて使う罵倒語という形であれば、差別表現であっても使うことができる。
からかいの言葉はタブーが必要で、少なくともからかわれる側が傷つく内容でなくてはなりませんが、お互い、悪意を感じなければいいのです。
ですので、それなりの信頼関係を築いていないと、冗談や罵倒語は好意的には受け取ってもらえません。
研究チームは、重要なのは人間関係だという結論に至った。
「からかいの言葉が極めて有効なコミュニケーションツールとなるのは、人間関係が良好で、からかいの言葉を言われた時の切り抜け方がわかっていて超えてはならない一線がどこにあるのかをしっかり把握した場合に限られます。からかいのことばは人種やジェンダーとか、そういったものを前提としているわけではありません。つまりお互いのことをどれだけ知っているかなのです」と。
傷つけるような言い方をしながら、一線は超えてはいけないっていうのはすっごく難しいですよね。
ちょっと一言
ですが、逆に侮辱の言葉がひどければひどいほど、それはジョークだ受け取ってもらえるのです。
僕はパーソナルトレーニングを受けているのですが、ある程度信頼関係ができているので罵倒語も結構使えるのです。
例えば、10回くらいが限界の重さでダンベルを持ち上げ、「もう、疲れてきたな」と思ったところで、トレーナーが「1,2,3・・・後10回」といきなり言うので、何とかやり切りましたが、終わった瞬間、僕は「○○さんは数は数えられますが、数の数え方がわかっていませんよね。も~本当にバカじゃないですか(笑)」みたいなやりとりです。
これが本当に数が数えられない人に言うと、逆にこれは冗談ではなくなってしまうのです。。
ですので、冗談をいう時はなるべく現実離れしていた方が良いのです。
研究者は、論文で「からかいの言葉や冗談は、陽気な時にふと口から出てくるものだ。そして人間が創造的能力を最大限発揮できるときは陽気になっている時である」と述べている。
多分、お互いが陽気な時じゃないと冗談は冗談じゃなくなってしまうかもしれませんね。
だから、まずは自分が陽気でいることが大切だと思いました。
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