医療訴訟を起こしたことがある人、これから起こそうとしている人がいると思いますが、大方の人は医療ミスが原因なんだろうと考えているはずです。
ところが、医療訴訟が起きる原因はもっと違うところにあると、ロチェスター大学の研究が明かしてくれました。
多分、「えっ!?そんなことで?」と思うことです。
訴訟を起こされるのは意外な理由!
ロチェスター大学のハワード・ベックマンたちは、医療過誤の訴訟で実際に提出された4000ページ近くの原告の証言録取書を直接分析した。(1)
研究者が特に注目したのは、証言の初めに聞かれる質問に対する原告の答え。
告訴理由は様々で、耐えがたい苦痛、収入減、死(医療裁判のすべてが患者本人により起こるわけではなく、兄弟姉妹や他の存命の家族によるもの)で、全て正当なもの。
ところが、原告全員の回答の4分の3近くを占めたのはただ1つ主張、それは医師との関係が破たんしていたことだった。
訴えを起こした家族は、医師が患者を理解していないという思いが強かった。
無視され、軽んじられ、ついには見放されたと感じていた。
多くの場合、医師に直接その懸念を伝えようとさえしてもうまくいかず、見下されただけだった。
医師との話ができないせいで感情は悪化し、最後には訴訟を起こすことになった。
意外ですよね、ただ話を聞いてくれないという理由で裁判を起こすなんて。
でも、裏を返せばそれくらい人間は自分の感情を聞いてほしいのです。
ちょっと一言
医療訴訟の4分の3近くは相手の話しをちゃんと聞いて、共感してあげれば回避できますね、理論上は。
ただ、逆に言えば感情をしっかり聞いてくれない医者さんがたくさんいるのも現実です。
ですので、本当に医療ミスは別として、感情を聞いてもらえなかったときに訴訟を起こしても得られるものが少ないなら、その感情は自分でどうにかした方が時間やお金など無駄にしなく済みます。
一番、感情を整理してくれる方法は筆記開示です。
ようは、自分の感情をひたすら書きまくり、自分の思っていることが整理されたり、見えてくるのです。
他にも、ストレス対策として、
を読んでおくとかなり心強いと思います。
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