集中

マルチタスクは人間の脳にはできないし、さらに仕事にも支障をきたす!

投稿日:2017年6月15日 更新日:


マルチタスク、人間、脳

 

歩きながらスマホ、会話しながらスマホ、テレビを見ながらスマホ。

 

別にスマホじゃなくてもいいのですが、2つのことを同時にやると、集中するのが難しくなるということです。

 

よく言われるマルチタスクっていうヤツです。

 

これは人間の脳にとって、負荷でしかないので苦手です。

 

仕事でも勉強でも何かしながらすると、思ったように進まなかったという記憶はありませんか。

 

ワーキングメモリに1つの目標をきっちり刻み込んでおけば、注意は散漫にならず、それだけに100%集中できます。

 

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集中しやすい人、気が散りやすい人

2007年、ノースカロライナ大学のマイケルケーンの研究で、ワーキングメモリの強さで集中力の持続に大きな差がが生じることを立証。

 

100人以上の若者にワーキングメモリ・テストを受けてもらった後、作業に気が散ったり、他のことを考えたりした頻度について、1週間記録してもらった。

 

すると、ワーキングメモリ・テストのスコアが低かった人たちは気が散りやすかった。そのうえ、作業が難しくなるほど気が散りやすかった。

 

対照的にワーキングメモリ・テストのスコアが高かった人たちは低スコアの人たちより集中力を持続させることができた。

 

集中力を邪魔するのは気が散ることだけではなく、研究によれば、マルチタスクもワーキングメモリに過度な負荷をかけ、集中力を維持しにくくしている。

 

例えば、子供の算数の勉強を手伝いながら、重要な仕事のメールが来て、すぐに返信メールを打つ。送り終わったら、また算数を。

 

心理学者たちはこれをタスク・スイッチングと呼んでいます。

 

切り替わるだけでエネルギーを使うので集中しにくくなるの当然で、1回ならまだしも1日中、もしくは1年中、こんなことをやっていれば、脳は疲弊して、ストレスがたまるのかなと思います。

 

マルチタスクばかりしていると!?

2008年、ジュネーヴ大学のピエール・バイエルは1つの作業から別の作業に移る時のワーキングメモリの作用について研究した。

 

実験では被験者にパソコンのモニターで数字に関するタスクをしてもらった。

タスクの種類により、数字は赤と青で色分けされている。赤の場合は数字が5より大きいかを判断してもらう。青の場合は数字が奇数化偶数かを判断してもらう。

被験者はそのタスクを予め試しているのでどちらにも慣れている。

 

検証したのは例えば、青から赤に移行した時に被験者の正答率に差が生じるかどうかということだった。

 

すると、赤いタスクに専念していた場合は成績が良かったが、赤いタスクと青いタスを素早く切り替えなければいけない場合は被験者のワーキングメモリに負荷がかかり、答えるまで時間がかかるうえ、誤答の確率も増えた。

 

マルチタスクしていると危険!?

2010年、ユタ大学のジェイソン・ワトソンとデヴィッド・ストレイヤーが200人の被験者にマルチタスクをしてもらう実験を行った。

 

被験者は携帯電話を扱いながら、ドライビング・シュミレーターの操作をした。そのうえで携帯電話から一連の単語が読み上げられる音声を聞かされ、ワーキングメモリに負荷をかけた。おまけに音声は数学の問題まで混ざっていた。

 

つまり、被験者はワーキングメモリをフルに使わされていた。数学の問題を解きながら、言われた単語を順番通り、正確に覚えながら運転をしている状態。

 

結果は当然、大半の人が成績が悪かった。規定の時間より長くブレーキを踏み、前方の車との車間距離も短かった。

 

このことから分かるように2つ以上のことを同時にやると注意が散漫になり、集中できなくなくなるんですね。

 

でも中には運転の精度を落とさず、同時にタスクをこなしていた人もいたみたいで2人はそういう人スーパータスカーと呼んでいるみたいです。

まれにいるんですかね。あと、1つ1つのの作業、動作に慣れていれば、可能かもしれませんね。

 

それに何を1つにするのかも曖昧なところで運転することは1つのタスクかもしれませんが、同時に多くの動作を行っています。ということは運転自体、マルチタスクなんじゃないのって思ったり、逆に2つのタスクを予め1つのタスクしておけば、集中力は維持できんじゃないのって思ったりします。慣れちゃえばできそうな気がしますが。

 

マルチタスクで情報を処理しきれなくなると誤った判断をする

ワシントン州立大学の研究では被験者にギャンブルをしてもうことにした。4組のトランプ(52×4)を用意して何枚かのカードは賞金をもたらし、他の何枚かのカードは借金をもたらすことを被験者に説明した。

 

そして4組のカードを伏せ、1枚ずつひっくり返していった。何回かのトライアルでどのケースで賞金をゲットでき、どのケースで借金ができるケースがわかってくると、それらを覚えて、比較するのが得意な被験者たちはどの組のカードをひっくり返せば、借金ができやすいのかを早期に推測できた。

 

ところが今度は、ランダムの数字の配列を覚えるという新たな課題を与え、同様の実験を行ったところ、どの組が勝敗に繋がりやすいのかを判別するのに時間がかかるようになり、その結果、借金も増えた。

 

この実験結果からわかるのは処理すべき情報があまりに多いと賢明な判断団ができなくなってしまうということです。

 

投資でも予め、見るべき情報を最初に決めておいて、それ以外は見ないようにするのもありです。選挙なんかも項目を3つくらいに絞って判断したりするといいです。じゃないと、賢明な判断ができなくなりますからね、ワーキングメモリ的に。

 

ちょっと一言

結局、100%集中したいんだったら、1つに絞って、あとは除外するのがいいです。情報過多の現代ではなおさらそうです。自分にとって大事なものを3つ書き出して、それに寄与しないものは省いていってはどうでしょうか。そうすると、本当に大事なものが見えてきます。そうすれば、よりストレスのない人生が送れるはずです。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。他には、どんどん新しいことを知って挑戦していくことと、そんな人が好きです!

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