発達心理学

子供の心理と行動の理由とは?~子供(幼児、小学生)の心理状態~

投稿日:2018年7月15日 更新日:


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子供は、世界を様々な種類に分類しているようです。

 

分類の境界線をどこに引けばよいのかわからなかったり、ある領域の属性を誤って別の領域のものだと判断してしまったりすると、超自然的な嗜好を持つようになってしまうのです。

 

例えば、おもちゃ(物理的属性)は夜になると動き出して(生物学的属性)、感情(心理的属性)を持つようになると子供が考えているなら、それは物事の自然の秩序に反します。

 

思考が人の心から心へと伝わっていると思うなら、嗜好とッは何か、どこから生まれてくるのかを誤解しています。

 

幼い心で分類したカテゴリーが一緒くたになると、超自然的な思考につながってしまうのです。

 

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子供の心理がわかれば、行動もわかるかも!

スイスの心理学者、ジャン・ピアジェは4~12歳の子どもを対象にして数百回に及ぶ面接調査を行い、世界の仕組みについて説明させた。(1)

研究者が尋ねたのは太陽、雲、川、木々、動物といった自然現象のこと。

 

質問は「どこから来るの?」、「心はあるの?」などというものだった。

 

その結果、特に最年少の子供たちには超自然現象信奉が頻繁に見られることがわかった。

 

彼らは、太陽がどこにしても自分の後をついてくるし、考えることができると思っていた。

 

また、子供たちは木にも心があって、感じることができると信じていた。

 

子供たちが太陽の絵を描くときに、太陽に顔を描くのはそのせいかもしれませんね。

 

研究者は、これを「アニミズム」といっている。

 

アニミズムは、物には魂ががあるとする考え方で、多くの宗教や非宗教的超自然現象心棒にも見られるようです。

 

子供たちは、こういう考え方を誰から教えられたわけではなく、自然にこういう考えをしているに過ぎないのです。

 

研究者は、幼児が自分の世界にどっぷりつかっていて、世界のあらゆるものを自分と関連付けて解釈していることに気付き、自分のことを考えるだけで精一杯のこうした物の見方を『自己中心性』だと呼んだ。

 

ようは、世界の中心は自分で、その視点から物事を理解しているのです。

 

さらに、子供たちは世界のあらゆるものに目的があると考えているようです。

 

「太陽は僕のために造られたんだ」という感じです。

 

子供たちは、目的があって造られたものと、たまたま目的に適っているものとをなかなか区別できません。

 

例えば、棒きれを使ってつつくことができるのと棒きれはつつくのが目的だと思いたくなります。

 

つまり、棒きれは自分がつつくために存在していると考えているのです。

 

このような考え方を「見境のない目的論」といいます。(2)

 

目的論とは機能の観点から、つまり何のために設計されたものなのかという観点から考えることを言います。

 

こうした思考で、子どもは目的や機能ありきで何でも適応してしまうため、見境がなくなってしまうのです。

 

例えば、丘の斜面を下る時に、歩く、走る、ローラーブレードやスキーやソリーで滑るなど方法はいくらでもあります。

 

ですが、大人なら、丘をこうした様々な活動のどれかをするために存在するというような間違いはしません。

 

一方で、子供たちにとってみれば、丘は僕たちが転がるために存在しているだと考えます。

 

この目的論のせいで、子供は世界に存在するあらゆるものは何かの目的があるのだと考えています。

 

ですので、天地創造説の人生観に強く惹かれるのはそのせいです。(3)

 

そして、ほとんどの宗教には起源と目的の物語がああります。

 

そういう世界が7歳児にとっては自然に思えてしっくりくるのです。

 

子供の心理は擬人化!?

また、子供たちは「擬人化」する傾向もあります。

 

人形やペットでも自分と同じように考えます。

 

例えば、反対にゴミを捨てたりすれば、「ゴミがかわいそう」と思えてくるのです。

 

そんなふうに想像し、自己中心のせいでその気持ちをあらゆるものに当てはめてしまうのです。(4)

 

別にこれは子供に限ったことではなく、大人でも日常的にあります。

 

例えば、大事な会議に向かう時、車がエンストを起こし、「頼むから動いてくれ」なんて言ったり思ったりしますよね。

 

さらに、脅迫的なことを言ったり、「スクラップにするぞ」とか。

 

これも、立派な擬人化です。

 

何を言っても仕方ないのはわかっているのにですよ。

 

ちょっと一言

子供は世界に中心は自分で、物にはあらかじめ目的があり、それらを擬人化するという傾向もありました。

 

最近、弟の子供と遊んでいますが、「なるほど」なと思いました。

 

発想が全く違うから、僕はその時間をクリエイティブな時間に勝手にしています。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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