子供(特に赤ちゃん)から好かれるのは父親か母親かという結構シュールな研究を紹介します。
で、多分男性諸君は嫌な予感しかしないと思います。
でも、それにはちゃんと理由があるのです。
逆に、その理由がわかって行動すれば、母親と同じように子どもに好かれるようになるのです。
赤ちゃんが好きなのは母親か父親か?
ハーバード大学の心理学者ミルトン・コテルチャックは、ストレンジ・シチュエーションと呼ばれる手法で一連の研究を行った。(1)
ちなみに、この実験手法はメアリー・エインスワースが愛着を評価するために考案したもので、一般的には大人たちが部屋を出たり入ったりする際の、子供とその母親と見知らぬ大人が相互に与えあう影響を観察するもの。
例えば、一般的に実験で用いられるパターンとしては、母親が部屋を出ると赤ちゃんは見知らぬ大人にあやされるのを嫌がった泣くが、)戻ってくるとすぐに泣き止むことがよくある。
そして、母親に対する愛着が示される。
そこで、研究者は部屋に出入りする人物に父親をくわえた。
その上で、大人の組み合わせを変えることで、何が起きるか記録した。
赤ちゃんは良心のそばから離れず、母親にも父親にも笑いかけ、声を発し、交流をはかった。
その一方で、見知らぬ大人とは距離をとり続けた。
そして、見知らぬ女性が部屋を出ようとしても、嫌がるそぶりは見せなかった。
ところが、両親のどちらかが部屋から出ようとすると、むずくなっていた。
ただ、反応に差があった。
具体的には約半数の乳児が父親よりも母親を好み、4分の1は反対に父親を好み、残りの大多数は両親のどちらも同じくらい好きだというそぶりを見せた。
セッション後に両親に対して行った聞き取り調査で、研究者は家庭内での育児の分担について質問した。
その結果、父親は日々の決められた担当があるのは25%にすぎなかった。
そして、半数近くはおむつすら取り替えた経験がなかった。
また、実験のデータと家庭での育児に関する情報との間には有力な結びつきが見られた。
ストレンジ・シチュエーションを用いた実験で父親担ついていないように見えた乳児は、父親の育児への関わりが最も少ない家庭の子供たちだった。
ただ、研究者は、「子供にとっての安全と交流の基盤として、母親と父親は友に幅広い役割を果たしている」とコメント。
父親が嫌われているの育児をしないせいなんですね。
ちょっと一言
子供にとって、両親は必要ですが、あまりにも育児をしない父親がいれば、それは当然子供の心が離れていきますよね。
僕も小さいころ、父親が嫌いだったようです。
まぁ、最も育児を手伝うようなタイプではなかったので、科学的にはばっちりですね。
世のお父さんも子供に好かれたいなら、まずは育児を積極的にしましょう。
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