発達心理学

誤信念課題とは?~サリーとアンの例と、心の理論の年齢~

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今回は、誤信念課題というものを紹介します。

 

ようは、自分のしていることと、他人が知っていることをわけて考えらるかどうかというテストです。

 

そして、これはだいたい子供を対象に行われるものなので大人はできて当たり前の問題です。

 

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誤信念課題とは?

1985年、サイモン・バロック=コーエンたちは、ヴィマーとパーナーが行った誤信念課題を改良した。

 

この課題は、登場してくる二人の人形にちなんで「サリーとアンのテスト」と呼ばれている。(1)

 

ここにかごと箱があります。

 

サリーはアンが見ているところで、ビー玉をかごに入れました。

 

サリーがお散歩に出かけた後、アンはかごからビー玉をとりだして、箱に入れました。

 

戻ってきたサリーは、ビー玉で遊ぼうとします。

 

さて、かごと箱のどちらを見るのでしょうか。

 

「箱」答えたなら不正解です。

 

自分が知っていることはサリーも知っていて当然だと思うからです。

 

ですので、「かご」が正解です。

 

ビー玉を移したことを知らないので、かごにあると思っているからです。

 

ちなみに、定型発達の子(普通の子)やダウン症候群の子は正解率が高かったのに、自閉症の子(精神年齢は4歳以上)は、軒並み「箱」と答えたそうで。(2)

 

年齢によって

1988年、アリソン・コプニックを中心とした研究チームは定型発達児を対象にした実験で、心の理論と誤信念課題は自己意識の本質まで照らし出す可能性を示した。(3)

 

つまり、他者の心を知ることが自分の心を知ることにもなるということ。

 

実験では、3~5歳の子供にキャンディの箱が与えられた。

 

ところが蓋を開けてみると、入っていたのは鉛筆だった。

 

再び蓋を閉めて、子供たちに質問をした。

 

知りたいのは、今見た箱の中身の知識(心的現象)が、蓋を開ける前に考えていた中身と異なることを理解しているかどうかことだった。

 

その結果、5歳児は箱の中身はキャンディだと思い込んでいたこと覚えていた。

 

一方で、3歳児は忘れいた。

 

つまり、誤信念の能力を調べる実験ですが、ここでの誤信念は他者でなく過去の自分だということです。

 

研究者は、「子供が他者について語ることと、過去の自分について語ることは強い相関関係があります」と説明。

 

なるほど、その年齢は、物事を分けて考えられるようになるのですね。

 

ちょっと一言

誤信念課題は他人が知っていることと、自分が知っていることをわけて考えられるかどうかというテストでした。

 

間違えた方もいるかもしれませんが、それが間違いだと気付ければ全然問題はないです。

 

ようは、分けて考えられるかどうかがわかっていればいいのですから。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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