自分の子供の成長のために、親としてはできるだけのことはすると思います。
ですが、今回はしないほうが良いということを紹介します。
どうしても、プラスになることに目が行きがちでマイナスになることはあまり考えたことがないのではないでしょうか。
せっかくプラスになっているのに、マイナスなこともやっていたらもったいないですよね。
マイナスなこととは、ずばりテレビです。
赤ちゃんの成長過程で必要なのは?
ヴァージニア大学のジュディ・デローチのチームは、12~18か月の幼児を対象に教育ビデオからどれだけ学習するのかを調べた。(1)
結果、ビデオを4週間見た幼児が学習した言葉は、親が全く教えない場合、増えも減りもしなかった。
しかし、ビデオを見せる代わりに、毎日の生活の中で言葉を教えれば、かなり多くの言葉を覚えた。
つまり、赤ちゃんの記憶力を高めるためには、どんなメディアより目の前で実際に話しかけられたり、何かをしてみせた方がずっと効果があることがわかった。
色々と幼児向けのDVDなどを見せても効果はないんですね。
それより親がどんどん話しかけた方が、効果があるのでメディアにはあまり頼らないほうが良いみたいです。
というか、実はそれは好ましくないという研究がありまして・・・。
赤ちゃんの成長過程でテレビは害になる?
ワシントン大学のフレデリック・ジマーマンとそのチームは、赤ちゃんにテレビを見せると、言語発達にかなり大きな悪影響を及ぼすことを発見した。(2)
研究者たちは幼児をもつ1008人の親を集め、子供のテレビを観る習慣について尋ねた。
さらに、子供の言語の発達状態を測定するマッカサー乳幼児言語発達質問紙を簡略化したものを記入してもらった。
この二つの調査をまとめたところ、8~16カ月の幼児では、1日にベビーメディアを1時間増えるごとに、知っている言葉の数が6~8個減ることがわかった。
それから、ベビーメディアに効果がない(というか害になる)ことは学会や専門組織によってしっかりとした根拠が出ているため、主要な小児科医団体はこの問題に対し、明確なガイドラインを示してきた。
米国小児学会は、二歳以下の子供には、全く画面を見せるべきではないと明言している。
これはiPadやスマホ、パソコン、画面に映るものは全てという意味。
といっても、そんなの不可能だろうと思いますが、できるだけ見せない方向に持っていけばいいのかなと思います。
これだけ、メディアがあふれている中で、100%見せないようにするのは不可能なので。
ちょっと一言
幼児番組などのメディアを2歳以下の子供に見せると、言語発達にかなり悪影響が出るということがわかりました。
なるべく子供に声をかけるのが良いので、そういう時間を作れば言語能力は伸びていきます。
逆に売る側は、あの手この手でメリットがあるように見せます。
そういうものに惑わされないように気をつけてください。
ちなみに今回は、赤ちゃんでしたが、実はそれ以上の歳の子供にも大人にも悪影響がありますので下記の記事を参考にしてください。
・テレビを観る時間が長いほど、体重が増え、肥満になっちゃうかも!
ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
良かったらチェックしてみてください。
https://twitter.com/7pryQDbmp1FMQdF/status/1290640919264288768?s=20
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