教育

子供の性格のタイプはいつ決まる?~親か遺伝子、それとも家庭環境?~

投稿日:2018年7月1日 更新日:


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親なら、誰でも自分の子供を良い性格にしたいと思うはずです。

 

そこで大事なのが、親の接し方によって他人に共感を示すかどうかなどが決まってしまうようです。

 

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子供の性格によって示す反応の違い!

スタンフォード大学スーザン・ジョンソンらは、12~16か月の乳幼児とその母親の関係を評価することに取り掛かった。(1)

 

つまり、標準的な「ストレンジャー・シチュエーション」パラダイム(乳幼児と母親を分離し、その後再開してもらって、乳幼児が母親をストレス時の安全基地として利用するかを確認するためのもの)を用いて、愛着が安定型か非安定型かで対象児をグループ分けした。

 

安定型愛着を示す乳幼児は、ストレス時に母親を安定の源として利用することができ、また一般的に、それまでに母親から得てきた反応性が相対的に高く、一貫したものだと考えられている。

 

これに対して、非安定がたの愛着乳幼児は、母親の接近によっても安心することができずに、母親のおかげでストレスが緩和されることもなかった。

 

また、一般的に反応的でない、あるいは反応性が一貫しない育児を受けてきたのだと考えられている。

 

その後、研究者たちは馴化パラダイムを用いて、同じ対象字に、大きな「お母さん」と小さな「赤ちゃん」とが階段に向かう様子を描いた一連の紙芝居映像を見させた。

 

お母さんは苦も無く昇れるが、赤ちゃんは後に続くことができずに、一段も上れずに立ち往生していた。

 

そして、悲痛な鳴き声を上げ始めた。

 

この一連の映像は、対象児の興味が薄まるまで繰り返し流されていた。

 

テスト試行では、対象児たちは今度は二種類のエンディングを見せられた。

 

一方では、泣いている赤ちゃんにお母さんが戻ってくるというもの。

 

もう一方では、お母さんは下で嘆き悲しむ赤ちゃんを残して、一人で階段を上り続けるというもの。

 

結果、愛着安定型の子供たちは「母親が上り続ける」映像を長時間見つめ、一方で、非安定型の子供たちは「母親が戻ってくる」方に、より驚いていた。

 

安定型/非安定型の愛着関係を示す対象児たちは、保護者がいざという時に子供を助けに戻ってくれるかどうかに関して、それぞれ異なる期待を形成していた。

 

この研究でわかるのは、保護者から日常的に得ている援助性(経験や入力)は子供たちごとに違うということです。

 

そして、この差異によって、子供たちが他者に関わる時の利他性や援助性の程度の際についての研究があります。

 

子供の性格を決めるもの!

カリフォルニア大学バークレー校のメイン・メアリーらは、託児されている状況で、近くにいる仲間がストレスをを示した際の1~3歳児の反応を観察した。(2)

 

子供たちの半数は虐待のあった家庭から参加し、後の半数(月齢、性別、および人種は統制)は、収入やストレスレベルについて可能な限り一致させた、虐待の兆候が見られない家庭から参加。

 

虐待を受けていない子供たちは、仲間のストレスに対して、その子にしっかり注意を向け、気遣いを示したり、慰めたりという反応を示した。

 

ところが、虐待を受けた子供たちの中に、共感的な関心を示す子供は一人もいなかった。

 

もっとも一般的な反応は脅迫や怒り、さらに物理的な暴力だった。

 

ということは、家庭環境が一番大事だということが言えますね。

 

スタンフォード大学の心理学者、キャロル・ドゥエックは、「親たちは、生まれて最初の1年の間に、良い子はどんなコカ、そして、親子・家族・集団・文化の一員であることはどういうことかを子供に伝えているかもしれない。虐待を受けた子供たちの場合、親たちは『良い子/人であることは泣かないことで、さもなければ怒るものだ』『ストレスを示す子供/人は助けられるに値しない』、さらに一般的に、『人々はストレス時にはお互いを助け合ったりしないものだ』ということを、子供に伝えているのかもしれません。子供は関連する文化において人々がどのように振る舞い、互いにどのように振る舞うことが期待されるのかを、自分に向けられた親たちの行動、利他的であれ、それ以外であれ、そういうものから子供は学ぶ」と考えている。(3)

 

さらに、「幼児期初期の研究を行う中で『良いこと』や『悪いこと』がごく幼い子供たちの頭からも離れることがないのを見てきました。子供たちは、どうしてある子が『良い子』あるいは『悪い子』七日、自分たちの行いや犯した失敗、受けた批評は『良い』のか『悪い』のか、だとすれば自分たちにどんなことが降りかかるのか、といったことに強い関心が向けられます。しかし、乳児でさえも、もう一方の図形がゴールに向かうのを助ける図形が、邪魔する図形に比べて『良い』と見なしていることを多くの研究者が示しています。ということはおそらく全く独立に『良さ』の問題に非常にうまく順応し、自分の文化や経験が規定するような『良い子』になろうとする高い意欲を持っているかもしれない。『良い行動の中には、大多数の子供にとって内的に動機づけられているもの、動機付けられるようになるものが存在する』という事実だけでは、経験の果たす役割を覆すことにはならないでしょう」と説明。(4)

 

ちょっと一言

小さいお子さんがいる家庭では、周囲の環境が大事だということでした。

 

だからといって、その性格が一生続くとは限らないと思います。

 

人間は成長できますから。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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