学校の戦績や企業の売り上げなど成果を求められるものは世の中にたくさんあります。
で、よく言われるのが「競争」です。
競争させれば、みんな切磋琢磨して全体の成果が上がるんだとか思っている人もいるかもしれませんが、その真意を探った研究を僕は知りませんので何とも言えません。
ですが、そんなことをしなくとも、もっと簡単にみんなのレベルが上がっていく方法について紹介します。
その実験の舞台はイスラエル国防軍の新兵訓練キャンプです。
成果を上げるには期待をさせるだけで良い!?
新兵を3つのグループに分け、1連のテストの結果から、あるグループが95%の確率で指揮官としての能力が高いということだけを教官に伝えた。(1)
他のグループの能力はごく普通か未知数だった。
実は、兵士は無作為に「高い」「普通」「未知数」のグループに分けられていただけだった。
指揮官の能力について、その他の情は一切与えられていなかった。
ところが、15週間後の新兵訓練キャンプを終えると、リーダーが「能力が高い」信じたグループは、他の2つのグループよりはるかに高い成果を上げていた。
それも、実験について何も知らされていない共感が実施した、ライフル射撃や航行術といった、戦闘作戦に関する客観的なテストだった。
高い能力を持っているというレッテルを貼られた兵士たちは、基本的な訓練を積極的な心構えで取り組んだ。
かれらは自分たちの共感が、他の2つのグループの指導者より優れたリーダーだったと報告している。
ようは、自分たちの指揮官は有能だと思うことで、成果が上がりやすくなるのです。
これを心理学では、ピグマリオン効果と言います。
ちょっと一言
これって、結局指導者側にいかに能力があるのだということを思い込ませなくてはなりません。
だから、本当に能力があるかどうでもいいのですが、能力があると思わせられる能力は必要ですね。
そのためには、「東大卒」とか何でもいいのでみんながすごいと思うような権威があるような言葉をちりばめておくとこの効果が得られやすくなると思います。
ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
良かったらチェックしてみてください。
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