アイデア

独創的なアイデアがほしければ、まず相手の視点に立とう!という研究

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今回は独創的なアイデアを生み出す視点についてです。

 

デザイナーなら自分がデザインできないもの、つまり人間(あるいは他の生物)、あなたがデザインしたものを使う人(あるいは他の生物)から始めなければいけないようです。

 

例えば、人里離れた土地の水の浄化、新興国のための安い燃料の開発、ショッピングカーや電子デバイスのデザイン改良など、現実のプロジェクトに取り組んでいるデザイン会社(IDEOのような)は、人間中心のアプローチと呼ばれるものを使っているようです。

 

それは共感的デザインと呼んでいます。

 

彼らはユーザーのコミュニティを詳しく調べて、人々が実際に何をしているのか、どのような新製品やサービスが彼らの生活に合い、その質を向上させるのか、そして持続可能なのかを考えます。

 

共感的視点から、有用な調査戦略が生まれるのです。

 

それは人々の生活について考え、ユーザーの視点を持つという戦略です。

 

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独創性を生み出す視点!

ウィスコンシン大学マディソン校のベンジャミン・ベアードたちは、よく知っているものの新しい使い方を見つけるという、標準的な発散的思考の課題について二つの戦略を比較した。(1)(2)(3)

 

実験を行う前に、用いる物体について、人が新しい使い方を見つけられることを確かめた。

 

実験では、傘、ほうき、懐中電灯、椅子、スマホを使った。

 

そして被験者に、それぞれについて、できるだけ多くの新しい使い方を提案するように指示した。

 

一つのグループには、マインドワンダリング、つまり一つのことを考えるのではなくて、心をさまよわせるように指示した。

 

共感グループには、違う職人(庭師、芸術家、消防士など)なら、その物体をどんな新しい使い方をするかを考えるように指示した。

 

言い換えれば、それぞれ違った職人の視点を持ってもらった。

 

その人たちの役割はよく知られているので、その立場に立つのはそれほど難しくなかった。

 

また、どちらのグループにも指示された戦略には効果があると伝えた。

 

さらにどちらの戦略もしないグループも、統制群として加えた。

 

その結果、マインドワンダリングのグループは統制群と変わらなかった。

 

統制群の被験者から、ただ漠然と様々なことを考えていたという発言があった。

 

どちらの視点も思考を固定化から解き放つ戦略を示したようだが、新しい使い方を探す有効な手立てを示したのは、共感的アプローチだけだった。

 

他者の視点を持つと、より多くの新しい使い方や独創的な使い方を思いつくようになっていた。

 

独創的な使い方とは、ごくわずかな人にしか考えつかないこと。

 

例えば、傘をシシカブの串や装身具として使う。

 

また、靴を鳥の持ち運び用容器や、防音具として、懐中電灯を肉叩きやマティーニ用シェイカーとして使う。

 

さらに、最も有用だったのは、アーティストの視点だった。

 

ちょっと一言

ということで、アイデアを出したいなら、そのアイデアによってメリットがもたらされる人の視点で考えればいいのです。

 

まぁ、これって当然と言えば当然ですが、盲点かなとも思いました。

 

とにかく、共感的アプローチで考えるのが大事なので、アイデアを出したいときはそういう風に考えてみてはどうでしょうか。

 

ちなみに、ユーチューブもやっています。
良かったらチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UC56yqcM1OG39QIp8-pvHRCQ

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