どんな人にもアイデアって必要です。
仕事、人間関係、健康など。
でも、どんなに考えてもなかなか良いアイデア、というかアイデアすら出てこないっていうことはありませんか。
多分、そういう人は真面目に論理的に考えすぎているのです。
アイデアを出すときは、論理で考えてもでてきません。
なぜなら、アイデアというのはこれまでにないものだからです。
では、どうしたらいいのでしょうか。
それをするには、ボーっとしているタイミングが最強なのです。
今回は、そのタイミングについて理由と併せて紹介します。
レム睡眠はアイデアの宝庫!?
ハーバード大学のロバート・スティックゴールドたちは、夢を見ると記憶の連想リンクの強さが変わる可能性があるかどうかを調べた。(1)
つまり、人は起きている時より眠りから覚めた時の方が言葉の連想の幅が広いかどうかを確かめることだった。
学生に実験室で3日間寝てもらい一晩に2回起こした。
この2回寝る前と起きた時にスクリーンを見てもらった。
それを調べるために、セマンティックプライミングを使用し、単語のペア間の関連リンクの強さを定量化した。
セマンティックプライミングは瞬時に1つの単語を表す文字からに意味に関連する単語を表す文字へのアクティブ化の自動拡散を測定すると考えられている。
つまり、セマンティックプライミングを使用することで、ウェイクスリープサイクル全体の連想リンクの長所の全体的な変化を把握することができた。
レム睡眠およびノンレム睡眠からの覚醒は、拡散思考の状態を作り出し、その間、脳の完全な覚醒へのゆっくりとした移行の結果としてパフォーマンスが変更され、この期間の認知テストをした。
その際、被験者たちは一つずつ出てくる単語が本物なのか意味をなさない羅列された文字なのかを判別するように言われていた。
被験者が夜通し検査されたとき-夜の睡眠の前後、レム睡眠およびノンレム睡眠からの強制覚醒の直後に-弱いプライミング(たとえば、「泥棒」と「悪」、「カウボーイ」と「荒くれもの」)は、状態によることがわかった。
一方、強いプライミング(例:「長い」と「短い」)はそうではなかった。
弱い結びつきは、就寝前とレム睡眠の状態で最も効果的であり、就寝後の状態では効果が最も低かった。
とくに、各ウェイクスリープ状態での弱いプライミングと強いプライミングを比較する分析した結果、プライミングの通常のパターンとは対照的に、レム睡眠から覚醒した被験者は、強いプライムよりも弱いプライムの方がより大きなプライミングを示した。
対照的に、ノンレム睡眠では、強いプライミングが弱いプライミングを上回った。
研究者たちは、「レム睡眠覚醒後に見られる弱いプライミングの変化は、レム睡眠中の認知が覚醒およびノンレム睡眠のそれと質が異なることを示唆しており、大きな連想ネットワークシステムの変化を反映している可能性がある」と説明している。
ちょっと一言
少し難しかったかもしれませんが、レム睡眠(夢を見ている時)の方が、色んな事を結び付けやすくなるのです。
だからといって、レム睡眠中に起きて紙にアイデアを書くなんてほぼ不可能です。
ですが、この実験は覚醒直後でも同じだといっています。
ですので、アイデアを出したいなら、まず朝起きた瞬間に書き留めておくといいと思います。
普段、思いつかなかったことが出てくるかもしれません。
ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。良かったらチェックしてみてください。
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