最近、アイデアを出すときはネガティブな感情は感情は邪魔になるという話をしてきました。
ですが、実は、アイデアっていうのはいろんな感情を経験した方が発想力が豊かになるのではないかという研究を見つけました。
今回はそれを紹介しようと思います。
感情の起伏が激しい人はアイデアマン!?
カーネギーメロン大学のクリスティナ・フォンは、感情のアンビバレンス(ポジティブ感情とネガティブな感情を同時に経験すること)を持ち合わせるとどうなるかということを研究した。(1)
その結果、アンビバレンスはある種の感度を高めるという結果が出た。
その感度の高さは、ひらめきを得るために欠かせない要素。
研究者は、「その感情のアンビバレンスを昇進に例え、人は昇進をするとうれしさを感じるが、友人や同僚をなくす寂しさも経験する」と言う。
つまり相反する感情を抱いている人は、周囲の状況にに対する感度が高くなり、変化にも気づきやすくなるのです。
そして、クリエイティブな思考をする人は、落ち着きのない心を持っている人だということだけではなく、落ち着きのない感情を持っている人であるということも言えます。
ですので、双極性障害(躁状態とうつ状態を繰り返す精神疾患)を患う人中に、きわめてクリエイティブな人がいるのは、これが理由なのかもしれません。(2)(3)(4)(5)(6)
また、重要なのはポジティブかネガティブかではなく、モチベーションの高さであることらしいです。(7)
ちょっと一言
タイトルに「感情の起伏が激しい人・・・」と書きましたが、感情の揺れの幅が大きい人ほどアイデアを出しやすいという意味で書きました。
ですので、感情の起伏が激しくて、よく周りに迷惑をかけている人で、自分はアイデアマンなんだとは思わないでください。
まぁ、周りに迷惑をかけてもそれ以上のアイデアを出すならいいかもしれませんが・・・。
多分、そんな人はいないと思います。
感情の幅を持つことはすごく良いことなのでそれを活かして、アイデアを出してみてください。
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