イノベーションといば、ビジネスにおいて欠かすことはできません。
もちろん、ビジネス以外でも。
その時に、必ずと言っていいくらいチームでやると思います。
チームを作る時に、仲の良い人、悪い人がいるはずです。
ですが、イノベーションを起こしたいと思った時は、仲の良い人だけやった方が良いのか、それとも中にはそうでもない人がいた方が良いのか、どちらだと思いますか。
仲が良いならうまくいく!?
心理学者のポール・ザックたちは、アメリカ中西部にあるメーカーを対象にし、文化がイノベーション能力にどうかかわっているのか研究した。(1)
まず、従業員を4人1組のグループになってもらい、いつも違う課題に取り組んでもらった。
被験者たちに17個の部品を使って、リンゴの皮むき器を組み立てるように頼んだ。
組み立て自体は簡単だったが、研究者たちは被験者たちのグループに完成品の写真を渡し、3分でできるだけ多くの部品を正確に組み立ててもらうように言った。
組み立てた部品の数で、そのチームがどれだけ創造力豊かに問題解決できるかを定量化した。
その結果、組織文化はイノベーションに間接的に作用していることがわかった。
職場に高い信頼を置いていると回答した人は、より親近感を覚えながら同僚との共同作業に取り組んでいた。
同僚に対する親近感が上位4分の1は、下位4分の1の従業員より13.10%多くの部品を組み立てた。
しかも、互いに親近感を持って臨んだ従業員は、下位4分の1の従業員と比べて、過大を楽しむ度合いが10%も高かった。
ちなみに、この因果関係は他の実験から得られた神経生理学的所見とも一致しているようです。
信頼度の高い組織文化によって従業員の親近感が増し、それが増すと従業員同士の絆が強まり、共同作業の効率を高めるようですね。
ということは、ヘタに面接なんかやらずに、従業員の中で仲のいい友達を連れてきてもらえば、その企業に利益をもたらしてくれることが言えますよね。
ちょっと一言
イノベーションや生産性を高めたかったら、仲の良い人とやることが一番だということでした。
なんだかんだ、結局人間って相手を信頼していないとやる気が出ないということですよね。
仕事だから仲の悪い人でも協力しないといけないみたいな風潮のある会社は、この研究を見る限りかなり損していますよね。
というか、日本の企業はほとんどそんな気がしますが。
一方で、会社に行きたくなという方は、仲の良い人とビジネスを立ち上げるのもいいと思います。
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