アイデア

難しい問題に直面した時にはなるべく個人でも組織でもアナロジーを使うといい!

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今回は、問題解決についてです。

 

これから紹介する研究は科学者たちが実際にどうやって問題を解決していくのかということです。

 

「じゃあ、そんな難しいことなら自分には関係ない」とおもったかもしれませんが、ちょっと待ってください。

 

確かに、問題のレベルはそれぞれですが、考え方は同じです。

 

つまり、考え方を身に付けてしまえば、後は同じようにやるだけで問題解決をしやすくなるのです。

 

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問題にはアナロジーを使うといい!

マギル大学のケヴィン・ダンパーは、研究室でのリアルな発見を突き止めようとした。(1)

 

研究を始めた当初は、分子生物学の研究室で、遺伝子工学やHIVという感染法の治療の解明などまだ開拓されていなかった分野の研究室を対象にし、記録をしただけだった。

 

研究者はアメリカの4つの研究室に何カ月も通って観察し続けた。

 

そして、イタリアやカナダなどの多くの研究室に対象を拡大した。

 

それぞれの研究室は、大人数のところもあれば少人数のところもあり、男性だけの研究室もあれば女性だけの研究室もあった。

 

週に一度、研究員が集まり、研究室のメンバーが直面している課題について議論する。

 

そのミーティングは、意見が自由にかわされた。

 

アイデアが活発に議論され、新しい実験が提案され、実現には何がネックになるのか話し合われ、ミーティングを録音した。

 

最初は事務的な話が多かった。

 

15分後くらいからは、誰かが予期しなかったことや、よく理解できない発見を発表した。

 

科学者はまず、自分に落ち度がないか慎重に探す。

 

計算間違いや器具の調整などを確かめる。

 

それがなければ、研究室はそれを真実のものとして受け止め、何が起きているのか、今後何をすべきなのかについてのアイデアを出し合った。

 

研究者は録音した1時間のミーティングを書き起こして、問題解決のための行動を分類した。

 

それと同時に、科学のクリエイティビティーのプロセスを分析した。

 

その結果、予期しない発見を新たな知識に変えている研究室は、多くのアナロジーを用いてることがわかった。

 

アナロジーは、様々な領域から生まれていた。

 

中でも、研究者のバックグラウンドが多様な研究室では、幅広いアナロジーが提案され、予期しない問題が起きた時には、ブレークスルーがより確実に起きていた。

 

そして、そういう研究室には、多彩な経験と関心を持っていた人がいた。

 

彼らを悩ませる情報を却下するか、あるいは受け入れて取り組むかを判断する時、そのメンバーの知識の幅を活用して、多数のアナロジーを用いて考えた。

 

また、比較的簡単な課題の場合は、よく似た実験との比較から始めた。

 

一方で、あまり見られない課題だと、もっと遠いアナロジーが活用された。

 

表面的な類似性から離れて、深いところにある構造的な類似性を探求した。

 

ある研究室のミーティングでは、平均で4分ごとに新しいアナロジーが会話に加えられ、その中には生物学とは全く異なる分野のものもあった。

 

ある時、ちょうど2つの研究室が同じころに同じ実験上の問題を抱えていた。

 

測定したいと思っていたタンパク質がフィルターに詰まってしまうために、分析が困難になるという問題だった。

 

A研究室では大腸菌の専門家だけで構成され、もう一方のB研究室では化学や物理学、生物学、遺伝学のバックグラウンドを持つ科学者と医学部生で構成されていた。

 

予期せぬ問題に対して、どれだけ幅のアナロジーを使えるかによって、どれだけ新しいことを学べるかが決まった。

 

プロジェクトの期間中に、何も新しい発見ができなかった研究室があった。

 

そういう研究室では、全員のバックグラウンドが似ていて、非常に専門に特化していて、アナロジーはほぼ使われなかった。

 

ちょっと一言

要するに、知識の幅が広ければ、それだけアナロジーも使いやすいので、問題解決をしやすいということです。

 

で、これはグループでやる場合も使えますし、個人でもやろうと思えば使えます。

 

それはたくさんのジャンルを勉強して、類推することです。

 

どうしても、誰かと組みたくないという人はこういうやり方もあります。

 

ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
良かったらチェックしてみてください。
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【Yoske】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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