学習

勉強に集中できないなら、何かに関連付ければ覚えやすく創造的になれる!

投稿日:2017年7月15日 更新日:


エッセイ

 

いつの時代も親も先生も子供に何かを覚えさせようと必死です。

 

ちなみに僕は覚えようなんて気は全くありませんでした笑

 

当然、成績も下から数える方が早い!

 

そんな僕でも覚えようとチャレンジしたことはありますが、全く覚えられない・・・。

 

今思うと、ゲームに出てくる単語やストーリーはすぐに覚えられるのに何で、学校の勉強ってあんな覚えにくいんでしょうかねぇ。

 

どうも心理学的には覚えようと思うと、覚えられなくなってしまうようです。

 

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関連付ける大切さ

ハーバード大学の心理学者、エレン・ランガーらはエッセイをマインドフルな状態(精神的にオープンな状態、何かに気が捉われていない状態)で読むと、学習にどのような影響を及ぼすかを調べた。

 

中学3年生に高校の文学の本に載っているシルヴィア・プラスの『17歳の少女の考え』とオー・ヘンリーの『赤い曾長の身の代金』の二つの短編のうち、1つを学ぶように指示。

 

半数の生徒には、内容を学ぶようにとだけ指示。

このような指示によって、生徒たちが内容を覚えようするようにわざと仕向けた。

 

残りの生徒には「内容を自分と関連付けるように」指示。

 

「それには、内容のどの部分がどのように今の、あるいは以前の自分の体験を関連付けるかを考える必要があるかもしれない。そして、この内容が自分や他の人にとって、どのような重みを持っているかを考える必要があるかもしれないし、この内容は全ての人にとって、何か意味を持っているかもしれない」と言った。

 

次に二つのグループをそれぞれ半分にして(計4グループ)、片方には、物語を読んだ後で試験が行われると予告。

これで覚えようとする傾向が非常に強くなり、内容を自分で関連付けようとした生徒たちでさえ、内容を覚え込もうとして、内容を自分に関連付けただけの場合より、学習効率が悪くなり、楽しくなくなるだろうと研究者たちは考えた。

 

20分間、読んだ後で、全員が試験を受けた。試験では、物語をなるべくたくさん思い出させ、物語の内容について、独自のエッセイを書かせた。

 

そして、同じ指示に従って、もう一度短編を読む宿題を出した。

 

4日後再度、全員に試験を受けてもらった。

 

どのグループがどの指示を受けたか知らない採点者が生徒の書いたエッセイを評価した。

 

従来のやり方で内容を学習し、しかも、すぐに試験をやることを聞かされた生徒たちは一番、成績が悪かった。

 

覚えている内容も少なく、最初の試験と2回目の試験の成績は変わらなかった。

 

内容を自分に関連付けるように指示された生徒たちのエッセイは試験があるかどうかにかかわらず、知的で創造性に富んでいた。

 

半数の生徒には覚え込まないように指示したが、生徒は必ずしも、指示にはしたがっていなかった。

 

試験が終わるたびに、生徒たちに内容をどのように学んだかを尋ねた。

 

内容を自分に関連付けるように指示された28名の生徒のうち、12名が今まで通り、覚え込もうとしていた。

 

これらの生徒指示されたとおり、学習した生徒を比べたところ、覚え込もうとしなかった生徒の方があらゆる点で優秀だった。

 

2回の読書においても、どちらともよく内容を記憶していて、エッセイは創造性に富み、知的だと評価され、さらに1回目より2回目の方が得点が高かった。

 

勉強って覚えようとしちゃいけないっていうことですね。どうやら自分と関連付けると、覚えやすく、知的で、創造的になれるみたいです。

 

たくさんの人の立場で考えれば

エレン・ランガーらは他にも、高校1年生を対象にこの仮説を確認した。

 

生徒には、高校で使う歴史の本の中で奴隷制度に関して、スティーブン・ダグラス上院議員が提出したカンザス・ネブラスカほうについての1章を渡した。

 

この法律のエピソードを生徒たちにとって、意味のあるものにするために、生徒を二つのグループに分け、片方のグループは自分自身の視点から読むだけではなく、主人公の視点に立場だったら、どう感じ、どう考えたかを想像しながら、また主人公の孫の視点に立って、孫がどう感じ、どう考えたかを想像しながら読むように指示。

 

もう片方のグループには、ただそのくだりを学ぶようにとだけ指示をした。

 

授業時間の終わりに全員に試験を受けてもらった。そして、1週間後、再度、抜き打ちで試験を行った。

 

内容はいくつかの視点で立って読んだ、つまりマインドフルな状態で読んだグループはそうではないグループより、多くの内容を覚えており、最初の試験より2回目の試験の成績の方が上がり、エッセイは創造的で洞察的で知的に富んでいた。

 

ちなみにこの場合いもエッセイを評価したのは外部の人間。

 

いやーすごいですねー。たくさんの人の立場で物事を考える人って頭や記憶力が良いわけでなく、相手の立場で考えるから創造性や洞察力、記憶力が良くなるということなんですね。

 

そう考えると、相手の立場で物事を考えたくなってきませんか。

他にも心理学的に自分の能力に加え、相手の立場でものを考えたり、行動すれば、信用されることがわかっているので自分の能力を相手に使ってあげると、信用されますしより良い関係が築けます。

 

ちょっと一言

思ったのは覚えることに注意が向いているから覚えられないのかなって気がしました。

 

ようは他のこと(覚えようとすることも含め)に気が捉われている状態では集中力も低下するのは当然です。

 

言ってみれば、注意が散漫な状態と一緒です。

 

ですので上記の研究からの観点で、覚えさせようとする教育はナンセンス。

 

いかに自分や他の人、場合によっては他の知識とリンクさせると覚えやすくなります。

 

これからは覚えようとしてはいけません。

 

僕も毎日ブログを書いたり、本を読んだりしていますが覚えようとしていません。

 

まぁ、興味があるから自然に覚えられているのかもしれませんが、覚えようとか試験のためにとか思うと、または思うだけでも嫌になってしまいます。

 

勉強でも何でも自分が興味を持ったところから始めていけばいいと思います。

 

無理に好きでもない教科もやっていると効率が悪いです。

 

好きなことをとことんやって、他のことにリンクして来たらそれをやればいいと個人的には思います。

 

例えば、僕だったら心理学が好きでいっぱい心理学の本を読む、すると、統計が出てくる。統計ってどういうものなんだろ?興味が湧く、統計を勉強し始めてみる・・・みたいに繰り返せば、いつの間にか色んな事を深く知っているようになれます。

 

だから興味って大事なんです。

 

最初からやりたくもないことまでやるのは注意散漫の原因になるのでやるなら1つに絞ることをおススメします。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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