中学生、高校生、大学生は試験のために勉強しないといけないところがあると思います。
塾や予備校に通ったりと成績をあげるためなら、何でもすると思います。
今回紹介するのは、お金もかけずに誰でも簡単にできる方法です。
それを知れば、今からでもでき、成績が上がる可能性が高まります。
成績を上げたいなら試験をする場所で!?
ゴッドンという研究者とその仲間は、被験者を二つのグループに分け、ある情報を学習させた。(1)
一方のグループには、通常の部屋で、もう一方のグループにはフル装備のスキューバスーツを着せて、水中で学習してもらった。
その後、双方のグループは学習した情報について、同じ場所、またはもう一方の場所で試験をした。
学習した場所と試験をした場所が同じ被験者は、学習した場所と試験の場所が異なる被験者よりはるかに成績が良かった。
例えば、水中で学習し、水中で試験を受けた被験者は、水中で学習し、普通の部屋で試験を受けた被験者よりもずっと得点が高かった。
つまり、水中であること自体は学習した情報と何の関連性もなく、同じだったのは情報を学習してもらった状況や環境であり、このことが記憶にアクセスする際に大きな役割を担っている。
情報を学習した記憶の多くは当時の状況などが刻み込まれるので、同じ状況に身を置くことが、実質的に記憶の一部となり、想起させやすくなる。
ということは、学校の試験勉強も教室でやった方が良いですね。
家にいると誘惑などがたくさん、ありますから。
テレビ、ゲーム、お菓子など、そんなことで時間を使うのはもったいないので、例えば、1時間早く学校に行って試験勉強するとかが良いです。
しかも時間が限られると、人間はやる気を出します。
反対に家にいると、時間がいくらであるような気がしてしまうのでかえって先延ばししたり、何もできずに終わってしまうこともあります。
だからといって家で勉強するなとは言っていません。
時間を区切って、学校と同じような状況を作るのは難しいかもしれませんが、机に筆記用語の配置などを決めておくと、想起の助けになるかもしれません。
その他にも、どうしても覚えられない公式などは動作と一緒に覚えるのが良いかもしれません。
例えば、消しゴムを握って覚えたい公式を頭にイメージする。
これを繰り返せば、動作と関連づくのでやってみる価値はあると思います。
ただし、いろんな動作をやりすぎないようにしてください。
コントなら笑って終わりますが、受験なんかの時は不審人物扱いされるかもしれないのでご注意を。
まぁ、そこまでやる人はいないと思いますが、自分で工夫して環境を整え、動作なども加えてみてください。
ちょっと一言
学習する場所と試験を受ける場所が同じだと、状況が記憶の一部になり記憶が想起されやすいということがわかりました。
別に試験じゃなくても、例えば、スピーチやプレゼンなんかも効果はあると思います。
本番の場所で練習すれば、そこが記憶の一部になるので。
ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
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