昨日に引き続きまして、今回も子どもたちに好奇心を持たせる方法についてです。
昨日は親子関係でしたが、今回は学校の授業で好奇心をどうすれば育ませるかということです。
ちなみに、僕は全くと言っていいほど好奇心がありませんでした。
でも、小学1~3年生の先生は結構授業から脱線して楽しかったのを記憶します。
今思うと、かなり貴重な授業だったと思います。
授業を脱線させることで!?
ウィリアムズ・カレッジのスーザン・エンゲルは、9歳児の理科の授業を観察した。(1)
子どもたちに与えられた課題は、レーズンの粒を酢、重曹、水の中に入れ、泡になって浮かんでくるを確かめる、というシンプルなものだった。
半数の授業では、教師は子供たちに指示を与えると、すぐに教室を離れた。
もう半数の授業では、教師は授業計画から少し脱線した。
小粒のキャンディーをとりだして、「レーズンの代わりにこれを落としたらどうなるかしらね」といった。
その結果、些細な行動ではあったが、教師が好奇心をい表したのを見た子どもたちの方が課題に夢中になっていた。
そして、教師が教室から離れた後も実験に取り組んでいた。
一方で、対照群の子供たちは注意散漫になり、落ち着きをなくし、生産的でなくなった。
研究者は、「こうした発見を教育現場に取り入れるべき時期がきている。まだわからないことがたくさんあり、科学者としては非常に興味をそそられる。でも、学校が(積極的に)好奇心を伸ばすべきと考えるだけの根拠は充分にある。しかもその効果は計り知れない。子供が心から何かを知りたいと思ったら、もう学習は止められない」と言う。
ちょっと一言
まぁ、学校の先生って決められたことを授業でやっていれば文句も言われませんので、あまり脱線したくないのかもしれません。
ただ、子どもたちにとってどうなのかと考えれば、少しくらい脱線して、勉強に興味を持ってもらればそれはそれでいいと思います。
というか、多分好奇心がないと勉強なんて続かないと思いますので、できるだけ好奇心を育むような授業をした方が良いのではないかと僕は思います。
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