今回は、子供に好奇心を持たせる方法についてです。
まぁ、好奇心というのは、人生の成功に欠かせないものです。
なぜなら、色んな事に目が向き、それを吸収し、自分の考えをその分だけ広げられるからです。
ですので、子供に好奇心を持たせることが重要なのです。
それをするには、まず親が好奇心を持たなくてはなりません。
親が好奇心を持てば!?
ウィリアムズ・カレッジのスーザン・エンゲルは、子供がどのようにしたら好奇心を持つようになるのかを調べた。(1)
対象は幼稚園児。
実験では、子どもたちは一方向しか見えない窓を通じて、別室のいる親の様子を見えるようにした。
親の目の前のテーブルにある物体があり、親は他の大人と会話をしながらそれに触れるか、視線を向けるか、あるいは完全に無視するかを指示された。
その後、子どもたちに同じ物体を見せると、親が触れていた子供の方が実際に触れて調べる傾向が見られた。
研究者は、「好奇心は伝播する。親が自らの人生で好奇心を経験していなければ、子供の好奇心を育むことはとても難しい」と言う。
疑問を発展させる家族!
他の実験では、研究者が12の家族の夕食の食卓をでの会話を記録した。
その結果、一部の親はすぐに子どもに正解を与えた。
その内容は特に間違っておらず、その話題に興味がないように見えなかったが、他の家族では、子供の疑問をきっかけに議論が起こり、それがさらなる疑問に発展していった。
すると、子供の好奇心は高まり、積極性も増した。
学校教育は好奇心を低下させる!?
他にも、学校で観察した研究では、悲観的な結果が出てしまった。
幼児は家庭で、1時間あたり26個も質問をした(観察中に145個も質問した子供もいた)。
ところが、小学校に上がると、それが1時間2個に減ってしまった。
同じような好奇心の減退は。他の尺度(おもちゃなど興味を引く物体にどれくらい熱心に調べるか)にも表れ、子供の年齢が上がるにつれてその傾向は一段と強くなった。
小学5年生の授業を観察した時には、子どもたちが積極的関与を全く示さないまま2時間が過ぎたこともあった。
ちょっと一言
だからといって、学校がいけないわけではありません。
システム的に問題はありますが、基本的なことを勉強する場として欠かせないと思います。
ただ、その分家族がどんどん子供に対して好奇心を持てるような環境を作ることが大事かなと思いました。
そうすれば、子どもはもっと知りたいとか思い、それが夢の一歩になる可能性だってあり得ますので、疑問を持たせるような話し方と、それに対する議論があると子どもは積極的に好奇心を持とうとして良い感じになるのではないかと思います。
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