子供の頃、母から「何でもいいから興味を持て」とよく言われました。
ゲームにしか興味がなかった僕は、ほとんど他のことに興味を持っていなかったことを覚えています。
今考えれば、好奇心をたくさん持っておけば、自信やパフォーマンスの向上、幸福度が上がっていたのになぁ~と今更ながら心理学を勉強しながら思っているところです。
ですが、何歳になって遅すぎることはありません。
今回はどれだけ好奇心などがたくさんのメリットをもたらしてくれるのかについて紹介します。
好奇心が刺激されるだけで自信が高まっちゃう!?
アーサイナス大学の心理学者ブレント・マッティングリーたちは、新奇性につて人の与える影響について調べた。(1)
まず、参加者たちに事実を並べたリストを読んでもらった。
一方のグループの参加者には、興味深く、目新しく、刺激的な事実のリストを渡し(「チョウは足で味を感じている」など)、もう一方のグループの参加者には何の面白みもない情報のリストを与えた(「チョウは毛虫から成長する」など)。
その結果、興味深いリストを読んだ参加者は、退屈な事実を読んだ参加者よりも自分は知識が豊富なんだと感じていた。
そして、リストを読んだだけで自己効力感(自分ならできるという感覚)を高め、この先も新しいことを成し遂げられるという自信を深めた。(2)
それにより、また新しい課題が与えられると熱心に取り組んだ。
知らないほうが幸せになれる!?
ヴァージニア大学のティム・ウィルソンたちは、新奇性について一連の実験を行った。(3)
一つ目は、人が思いがけない温厚(贈り物など)を受けた時に感じるうれしさは、温厚を示した人が誰だかわからない場合に最も持続したことがわかった。
バレンタインの時に、机にチョコが入っている様な光景とかそうかもしれませんねぇ。
二つ目は、参加者に実話に基づく感動的な映画を見せ、その後主人公に起こった出来事を説明する二つの物語(一方は実話でもう一方は架空の話)を読んでもらった。
その際、どちらも良い話ではあったが、細部には違いがあり、一部の参加者にはどちらの物語が実話でどちらが架空かを教え、残りの参加者には教えなかった。
その結果、どちらが本当に起こったかを知らないグループの方が、映画を観てからずっと幸せな気持ちが持続した。
不確実性が幸福をもたらすのですね。
ちょっと一言
好奇心や新奇性にいろんなメリットがあるということがわかったと思います。
とりあえず、自分の興味のあることを調べまくったりすれば、自信などが勝手についてきます。
ですので、まずは今の人生の目的や仕事など関係なくても良いので、好奇心を満たしてくれるものを調べたり体験したりしましょう。
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