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内省的な性格の人の心理学!~直感型とは正反対の内省的思考とは?~

投稿日:2018年6月7日 更新日:


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前に、説明深度の錯覚という言葉を紹介しましたが、これは自分が思っているほど人間はものごとを理解していないというものです。

 

そして、この錯覚は普段から直感で判断してるほど陥りやすいのです。

 

反対に、自分の知識について改めて考えると、この錯覚から抜け出せます。

 

ですが、普段人間は無意識なので、「直感型」か「熟慮型」に分かれます。

 

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内省的な人かどうかがわかるCRTテスト!

イェール大学でマーケティングを研究しているシェーン・フレデリックは、被験者が直感型か熟慮型かを見分ける「CRT(認知反射テスト)」というテストを考案した。

 

テストは3つの単純な問題で構成されている。

 

ぜひ、問題を解いてみてください。

 

問1、バットとボールで合計が1ドル10セントだった。バットはボールより1ドル高い。では、ボールはいくらか。

 

問2、湖面にスイレンの葉が並んでいる。その面積は毎日2倍になる。48日で湖面全体がスイレンの葉で覆われると、湖の半分が覆われるまでには何日かかるか。

 

問3、5台の機械を5分動かすと、製品が5つできる。では、100台の機械で100個作るには、何分かかるか。

 

 

正解

問1、ほとんどの人が10セントだと思ってしまいますが大事なのはパッと浮かんだことを考えなおすことです。確認をすれば、ボールが10セントで、バットがそれより1ドル高ければ、バットの金額は1ドル10セントになり、合計金額は1ドル20セントになります。ですので、正解は5セントになります。

 

問2、多くの人は24日と回答したはずです。もし、その答えが正しければ、25日目で湖全体がスイレンの葉に覆われていることになります。ですが、問題文には、「湖全体が覆われるのは48日」だと書いています。ですので、正解は24日ではなく、湖全体が覆われる1日前、つまり47日です。

 

問3、正解は5分です。1台あったり5分で5分で製品が1個できるので。

 

研究者は、誤りに気付き、正解にたどり着く熟慮型を「内省的」と呼んでいる。(1)

 

直感的反応を抑制し、回答する前に熟慮する傾向があるという意味。

 

いかがでしたか。

 

このCTRの3つ質問に共通するのは、誤った答えがパッと思い浮かんでしまう点です。

 

この問題に正答できるアメリカ人は、20%に満たないのです。

 

数学者や技術者の正答率は、画家や詩人をやや上回りますが、大幅には高くありません。

 

研究者がテストしたところ、MITの学生の正答率は約48%で、プリンストン大学の学生は約26%だった。

 

内省的な性格の人の特徴とは?

内省的傾向が強い人はじっくり考え、表現する一方、そうした傾向が弱い人は直感に頼る。

 

また、内省的な人は、推論を要する問題が与えられた時、より慎重に対処する傾向があり、ミスは少なく、内省的でない人がひっかかりやすい落とし穴にもはまりにくい。(2)

 

例えば、ある文章に深い意味があるのか、あるいは単語をただ並べただけか(例「隠された意味は比類なき抽象的美を変容させる」)を見分けるのに長けている。(3)

 

さらに、リスクをとることに前向きで衝動的ではない。

 

一般的に、リスクをとったり、少し待つことで報酬が増えるのであれば、そうする傾向がある。(1)

 

嗜好の面では、熟慮型は直感型に比べて、ミルクチョコレートよりダークチョコレートを好む傾向があり、そして、神を信じない傾向がある。(4)(5)

 

内省的な人は説明深度の錯覚がない!?

ブラウン大の認知科学者、スティ-ブン・スローマンらの研究では、被験者にさまざまなわかりにくい商品のメカニズムについて、自らの理解度を評価してもらった(2週間前、植物に自動的に水やりをする「アクア・グローブ」など)。(6)

 

評価は自らの理解している内容を語る前と後に、それぞれ依頼した。

 

CRTのスコアの高い被験者には、「説明深度の錯覚」が見られなかった。

 

それとは正反対だったのが、CRTで0点、あるいは1問しか解けなかった被験者で、かなり錯覚が見られた。

 

要するに、熟慮型の被験者は説明の前後で、自らの理解度に対する評価が全く変わらなかったのに対し、あまり熟慮せず、直感で答えてしまうタイプの被験者は、説明した後で、自らの当初の判断に疑問を抱くなっていた。

 

では、CRTで高得点をあげた人たちは、説明深度の錯覚を示さなかったのでしょうか。

 

内省的な人がやっていること!

スローマンらの別の研究では、一般消費者にそれぞれ説明の詳しさが異なるたくさんの製品広告を見せた。

 

それから製品をどれくらい気に入ったかをを尋ねた。

 

熟慮型(CRTのスコアの高い人)は、詳しく説明されている製品を好む傾向があった。

 

この結果、、それほど熟慮型ではない被験者(大多数の人)とは対照的だった。

 

CRTのスコアの低い人は、ほんのわずかしか説明のない製品を好んだ。

 

そして、そういう人たちは説明が詳しすぎる製品にはそっぽを向いた。

 

だから、熟慮型と直感型って違うんですね。

 

インプットのスタイルが違うのですから当然ですね。

 

物事を詳しく説明したい人は、それだけ詳しく知ろうとするので、結果的に「説明深度の錯覚」に陥らないということです。

 

ちょっと一言

内省的な人になりたいなら、まずは詳しく知るところから始めてみては。

 

今回は直感がいかにも悪いようなイメージでしたが、初対面の人は逆に直感の方が、その人の能力が見抜きやすいのです。

 

ですので、状況によって使い分けてください。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。他には、どんどん新しいことを知って挑戦していくことと、そんな人が好きです!

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