僕大学受験の時に勉強法なんて全く考えていませんでした。
ただ、やみくもに覚えようとしてのを記憶しています。
今となっては、何でそんな馬鹿な勉強の仕方をしていたのだろうとつくづく思います。
ただ、そういうことがだんだんわかってきていろんなことを勉強しなきゃ損だという風にも最近は思えてきました。
そこで、今回は勉強には休憩と振り返りが大事という研究を紹介しようと思います。
タイムマシンがあれば、過去の自分に教えてあげたいくらいです・・・。
休憩していても脳は働いてくれている!?
ハーバード大学メディカルスクールの脳神経外科学者セイバー・サミたちは、安静時の脳の活動をマッピングした。(1)
被験者にキーパッドを持ってMRI装置内に横たわってもらい、目の前に現れる様々なイメージと一致するボタンを押すようにしてもらった。
実験中は何度か休憩があり、休憩中にも脳のスキャンが行われた。
このタスクを6時間続けるうちに、被験者の反応がどんどん速くなるので研究者たちは脳のどの部分が反応しているかを確認した。
その結果、被験者の休憩中にそうした脳の領域内で新しいつながりが生まれたり、すでにあったつながりが強化されていた。
つまり、脳はタスクを行っていない時でも、学んだことを処理し続けていた。
被験者の反応が速くなったのは、タスクを繰り返していただけではなく、休憩時間にも大きな影響を受けていたのです。
だから、仕事でも勉強でも、ぶっ通しでやるよりは休憩をちょこちょこ挟んだ方が良いのです。
休憩していると、さぼっているように思えますが、脳は大事なことをしてくれているのです。
また、休憩中に振りかえることも大事なようです。
15分振り返るだけでかえるだけで23%も覚えられる!
ルイージ・ボッコーニ商業大学のジアダ・ディ・ステファノたちは、2つの研究でタスクから離れて意識的に考えることが学習への効率を高めることを示した。(2)
1つ目の実験では、被験者に合計がちょうど10になるように2つの数を選ぶというパズルをやってもらった。
ちなみに、この数字は少数点2桁まであった(だからそれなりに難しい)。
その結果、どの戦略に効果があるかを被験者に考えさせた後の方が成績が良かった。
もう1つの実験は、インドにあるコールセンターの従業員を対象にして行われた。
その実生活に基づいた実験では、コールセンターの新人に最初の4週間研修を受けてもらった。
内容は全員同じだが、そのうちの何名かは15分でその日に学んだ大切なことを2つか3つ書きとめるように言われた。
研修後に行われたテストの結果は学んだことを振り返った従業員の方が23%も点数が高かった。
たったいくつか振りかえるだけでこれだけの差が開くならやらなきゃ損ですね。
ちょっと一言
普段、仕事でも勉強でも意識的に休憩しましょう。
自分が集中できる時間帯を測ってみるのもいいと思います。
僕の場合、本当に集中できるのは30分くらいなので、10分くらい水分補給をしたりしてやったことを思い返すようにしています。
で、今回の研究で気づいたのですが、1日の終わりに今日どうしても覚えたいものをメモしておくのもありかと思いました。
それで23%覚えられるならやっておくべきかと。
もちろん、その都度覚えたいことをメモして、タスクが全部終わってから見返したり付け加えるのもいいと思います。
で、本当に覚えたいことなので、3つくらいが良いと思います。
さーて、今日から習慣化しよーっと(≧▽≦)
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