恋愛、カップル

女性は男性の体臭でパートナー選びをしているかもしれない!?

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進化によって人類が異類交配のパートナー選びをするようになったと推測される領域があります。

 

ヒト白血球抗源(HLA)と呼ばれるタンパク質は免疫細胞の表面にあり、感染症と闘う働きがあります。

 

また、体臭、血縁関係の発見、妊娠も関与するようです。

 

多種多様な無数の病原体と闘うには、免疫系は多くの種類のそうしたタンパク質を持つ方が有利なのです。

 

したがって、いかなるHLA遺伝子にとってもヘテロ接合であることが望ましいです。

 

こうして、遺伝子の二つのコピーが、生成されるたんぱく質の二つの異なる多種多様な遺伝暗号を指定するのです。

 

近縁者同士の交配は、子の多様なHLA遺伝子の両方のコピーが同じとなるホモ接合の可能性が高いため、最適とは言えません。

 

したがって、近縁関係になく、それゆえ全HLA遺伝子が異なる多様体をもつ可能性がより高い個体との生殖が、個体にとって有利になるのです。

 

さらに人間には、異なるHLA遺伝子をもつパートナーを選ぶ能力があるみたいです。

 

においの好みとMHCについての研究の一部では、経口避妊薬を使用している女性には同じ効果が表れないというのが結果になりました。(1)

 

避妊薬のしようが「自然な」パートナー選びを妨げる限り、どんな結婚でも、やがて女性がパートナーに魅力を感じにくくなり、そのせいで離婚の危機が高まりかねません。

 

この見解について疫学的なテストをすることは、原則的に可能なはずです。

 

多くの動物が、異なるHLA(人間以外の動物はMHC遺伝子と呼ばれる)を持つ配偶者を選ぶために嗅覚信号を使います。

 

そして、人間もそうしているという一定の根拠があります。

 

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女性は男性の体臭で好みを決めている!?

1995年に最初に行われた実験では、49人の女性が44人の男性の体臭を評価するように言われ、男性が二晩きて寝たTシャツのにおいを嗅ぐブラインド(目隠し)テストをした。(2)(3)

 

その結果、平均すると、女性は異なるHLA遺伝子を持つ男性の体臭をより快いと感じていた。

 

異なる遺伝子を持つ男性のTシャツは、直近のパートナーの体臭を思い出させる可能性も高かった。(4)

 

MHCが遺伝子に関与するのは明白なもの、その方はまだ解明されていません。

 

その後に行われた複数の実験でも同様の結果が出ています。

 

強調しておきたいのは、HLAの産物として生じるにおいにもとづく配偶者選びは、パートナー選びにおいてごく小さな部分を担っているということに過ぎません。

 

だからといって、生物学的要素が何らかの重要な働きをしているのはまちがいないです。(5)

 

HHLAがパートナー選びを左右し得るその他の方法は、顔の好みによります。

 

ヒトは明らかに、配偶者候補のかにかなり重きを置きます。

 

少なくとも男性の場合、より魅力的だと判断される顔にはHLAのヘテロ接合性が関係することを示す根拠があります。

 

ただし男性にとっては、女性のパートナーから好ましいと思ってもらうために超えるべきハードルがまだあります。

 

女性は、HLAゲノムが自分に近い男性の顔を、HLAが異なる男性の顔よりも魅力的だと評価しました。

 

したがって理想を言えば、男性は異なるHLA遺伝子を2コピー持つべきですが、配偶者候補の女性が彼を最適だと思ってってくれるためには、そのコピーが彼女の2コピーと似ていなければいけません。

 

少なくとも、視覚的な手掛かりの場合はそうなります。

 

注意するべきなのは、配偶者との類似というこの至上命令は、嗅覚的手掛かりへの反応とは逆だということです。

 

自然選択が人間に、HLAの日類似性のレベルが最大ではなく、最適な配偶者を選ぶ能力を授けたことの表れかもしれません。

 

舞台裏でそうしたプロセスが作用する結果、カップルのHLA遺伝子型は多少異なるものと予想されています。

 

とはいえ、様々な方法論的理由から、それを確かめるのは難しいです。

 

同性愛のカップル間のHLA非類似性については、まだ誰も調べていません。

 

異性愛の配偶者同士と同様の結果が出れば、HLAによる好みは特定の分野に限定されず、生殖そのものと密接に組み合わさったものではないことになります。

 

しかし、そのような結果にが出なくても、そうした現象がやはり生殖の生理と結びついていることになるかもしれません。

 

例えば、パートナーには民族的背景が同じ相手を選ぶ傾向があるので、カップルはこうして共有される境遇だけに基づいて似たHLA遺伝子多様体を持つ傾向があります。

 

その可能性を考慮して調整するためには、民族グループないん雄カップルに注目して、民族的背景に基づく類似点以上に似ているか、あるいは似ていないのかを見極める必要があります。

 

この種の研究の一つがフッター派[アメリカやカナダの一部で農業に従事し財産共有の生活を営む再洗礼派]のコミュニティで行われ、5個のHLA遺伝子上に異類交配の根拠が見つかったのです。

 

しかし、アマゾンの隔絶された民族グループで行われた別の研究では、カップルのHLA遺伝子が似ていない度合いは、無作為の配偶により生じる違いと差はなかったようです。(6)(7)

 

パートナーの特定の体臭への好みは、HLAシステムだけに関係するわけではないかもしれません。

 

においがパートナーの質と適正に関する情報を伝える理由は他にもああるかもしれません。

 

また、においの好みを生む他の経路も考えられます。

 

親、特に異性の親と近しく接したために、あるにおいを好むようになるという一種の刷り込みです。(8)

 

そうしてできたメカニズムによって、、進化は似ていない配偶者ばかりでなく似た配偶者の選択も支持ながら生殖作用で形成していったのかもしれません。

 

遺伝子は人間の態度(攻撃性やリスク回避など)や行動(アルコール依存症、利他主義、放浪癖など)に関与すること、同じ価値観を持つ夫婦の方がうまくいきやすいことを考えると、それらの遺伝子が相似したパートナーは生殖において成功しやすいのかもしれません。(9)

 

嗅覚やその他の手掛かりを通じて他人の遺伝子型を知ることができるとすれば、それは人類が同類性を維持するメカニズムになるかもしれません。

 

特に、女性はにおいを男性のきわめて重要な身体的属性として評価することが多く、容姿よりも重視する場合さえあります。(10)

 

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ちなみに、ユーチューブもやっています。
良かったらチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UC56yqcM1OG39QIp8-pvHRCQ

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