どんな人でも、人を好きになることはあると思いますが、好きになるってことは付き合いたいってことになると思います。
付き合うためには、告白っていう厄介なことをしなければなりません。
そこで、今回はどのタイミングで、いつどこですればうまくいくのかという研究があったので紹介しようと思います。
告白のタイミングは暗闇の中!?
アメリカのスアースモア大学のケネス・ゲーガンが行った実験では、見ず知らずの異性が同じことをしたらどうなるかを調べた。
研究者は、、床と壁面にクッション材を入れた広さ9平方メートルの部屋を用意し、男女4人ずつに(計8人)にその部屋で1時間過ごしてもらった。
それが終わった後、同じ部屋の明かりを消し、別のグループに暗闇の中で1時間過ごしてもらった。
この2回の実験で、研究者はふつうのカメラと赤外線カメラを使って、部屋の中の様子を記録すると同時に、終わった後で参加者全員に話を聞いた。
この実験結果を『闇の中での大胆行動』と題する論文をまとめた。
内容は、部屋が明るい時は参加者の中で相手の体を触ったり、互いに抱き合ったりしたレは皆無で、性的興奮も30%にとどまった。
ところが、部屋を真っ暗にしてみると、参加者の90%が相手の体を触り、80%が性的興奮を覚えていた。
しかも、暗い部屋にいた際には、自分の人生で大切な出来事について語りだす傾向が強く、お互いに魅力的に感じる度合いも極めて高かった。
また、研究者が撮ったフィルムには、参加者がお互いの顔を撫で、キスをし始める場面まであった。
この実験は、告白のタイミングについては書いてありませんが、魅力的に見えている瞬間は誰がどう見たって、告白するタイミングでしょって思うはずです。
この実験を心理学的に見ると、キスはともかく、人間は逐一相手の情を得ようとするのですが、暗いので体が触れる距離まで近づこうとするのかなと思います。
というのも、普段の情報はほとんど目から入ってきています。
それが遮断された場合、頼りにするのは聴覚と触覚です。
(嗅覚と味覚もありますが今回は省きます)
ですので自然に距離は近づくのかなという気がします。
さらに少し声を小さくすれば、距離はもっと近くなるかもしれません。
人間って相手のことがわからないと、不安になって近づこうとはしませんが、暗闇の中では別です。
その不安を消すために相手の情報を得ようとします。
さらにこの実験でも、自分の大事なことを知ってもらおうとして、お互いに話すと、心理的な距離が縮まります。
心理学では、自己開示なんて言います。
これは、自分から言えば、相手も言わなきゃいけないように思います。
結果、そういうことを話している内に、自分の中で矛盾が生じます。
つまり、仲がいいわけでもないのに、心の底で思っていることを言ってしまった。
ということになり、
人間って都合よくできていて、いろいろ話してしまったのはこの人が信用できるからなどと、自分の中で解釈を変えてしまうんですよね。
これを認知的不協和の解消と言います。
人間は矛盾していることに耐えられないので解釈を変えてしまうんです。
ちょっと一言
見ず知らずの男女がくらい部屋で過ごすと、お互いに触ったり、かなりの性的興奮を覚え、大切なことを話し、相手がかなり魅力的に感じ、惹かれあうということでした。
ですので、好きな異性を誘う時は、花火大会とか、暗めのレストラン、とにかく暗いところなら、とりあえず魅力は間違いなく増すのでチャレンジしてみては。
告白はできるだけ暗いところにすれば、聴覚と触覚だけを頼りにするので成功率は上がると思います。
ちなみに触覚は温かい物やフワフワしているものを触らせると、人間的に温かみのある人だと感じさせることができます。
例えば、ホッカイロを渡すとか。
大胆にいきたければ、自分のコートとかのポケットに相手の手を入れさせるとです。
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