モチベーション

報酬制度によって生産性は変わるのか!?

投稿日:


 

今回は報酬と生産性についてです。

 

スポンサーリンク
 

 

報酬によって!?

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンスのオリアナ・バンドニエラたちは、適切な報酬レートを設定したいイチゴ農家と手を組み、実験をした。(1)

 

ある設定では単純にキログラム当たりの固定単価で支払った。

 

別の設定では、全員がその日に摘んだイチゴの総量に応じて、報酬単価が変動するようにした。

 

農園経営者にしてみれば、全員の収穫量が多いということは、そのイチゴ畑が豊作であることを意味した。

 

そこで総量が多い時には、キログラム当たりの単価を下げた(ただし全員に最低賃金以上の報酬は支払った)。

 

ところが、甘いイチゴを摘む労働者たちは、それに気付いた。

 

二つ目の設定では、一生懸命を働くとみんなが損するようにした。

 

そこで、彼らは作業ペースを落とした。

 

特に同じグループ内に友達が多い場合には、ペースの遅れが顕著になった。

 

総キロ数を少なくして、キログラム当たりの単価を下げないようにした。

 

固定単価のほうは、こうした状況とは正反対で、結果的に総収穫量が大幅に多くなっていた。

 

ただし研究者たちは、被験者が摘んだ柔らかい果物の種類を明らかにしていません。

 

もう少しあくどい方法として、「暫定的に」労働者にボーナスを支払い、その後に収穫目標が不達成なら没収というやり方がある。(2)

 

中国の向上で実施されたRCTでは、このように、労働者の「損失回避」につけコモことで、確かに生産性が向上した。

 

重要なのは報酬だけではありません。

 

スーパーマーケットのレジ係、イチゴ積の労働者、そして自動車の排気ガス検査官を対象とした調査で、いずれも生産性の高い仲間がいると全体のが上がることが確認されています。

 

同様に、ライドシェア型廃車サービス会社リフトも週の中で需要が少ない時間帯と繁忙となる時間の差を、どれだけ得をするかではなく、どれだけ損をするかという言い方で伝えることによって、新規に加入したドライバーの勤務時間がピークタイムへと動きやすいことを発見した。(3)

 

リフトは最終的には、この実験結果を導入しない判断をした。

 

ただし、真に無作為割り当てをしているのは、バンディエラの研究のみです。(4)(5)(6)

 

他の2件の研究では、従業員をチームに割り振るのが事実上無作為だったと述べています。

 

つまり、仕事仲間の生産性とは関係がなかったのです。

 

また、ザンビア共和国の都市で、避妊具販売スタッフを対象として実施した実験では、ボーナスの効果と、一流販売員として表彰されることの効果を比較した。(7)

 

この状況では、みんなの前で功労を認められるという約束のの方が、金銭的な褒美の2倍のインパクトがあったことがわかった。

 

ちょっと一言

時と場合によって、報酬は生産性を上げたり下げたりするのですね。

 

ちなみに、ユーチューブもやっています。
良かったらチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UC56yqcM1OG39QIp8-pvHRCQ

-モチベーション

執筆者: