組織心理学

会社の上層部の人たちや能力が高い人たちが集まるチームのパフォーマンスなどはどうなるのか!?

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今回は会社の上層部や能力の高い人たちが集まるとどうなってしまうのかという研究を紹介します。

 

上層部の人や優秀な人が集めれば、頭が良いからきっといい結果につながるのではないかと思いますよね。

 

ですが、それは幻想のようです。

 

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ヒエラルキーによってチーム力は変わる!?

ミシガン大学のリンドレッド・L・グリアたちは、企業のすべての階層のチームの行動を調べた。(1)

 

具体的には、チームの力がチームの対立とパフォーマンスに与える影響を調査した。

 

その結果、低い階層のチームは高い階層のチームよりも優れていることがわかった。

 

ヒエラルキーの上層部ほど激しい対立を感じていた。

 

重要なことは、そこは社員が序列における自らの位置を認識しているか否かが影響しているようなことだった。

 

メンバーの間でそれぞれの相対的地位について共通認識があれば、チーム内の権力闘争は起きず、生産性が高かった。

 

それに対して、最も結果が悪かったのは、地位の高い個人だけで構成されているグループで、お互いの上下関係がはっきりしていない時だった。

 

このような権力闘争の衝撃的な例で、チーム内に才能があると返って生産性が下がる明白な証拠と言えますが、ウォール街の金融機関の中で「スター」と呼ばれる株式アナリストを対象にした調査をした結果がこれなのです。

 

インスティテューショナル・インベスター誌は毎年、各セクターのトップアナリストのランキングを発表されます。

 

選ばれたアナリストは業界でロックスターのような地位が与えられ、年俸は何百万ドルも増え、メディアにも評論家として頻繁に登場するようです。

 

さらに、こうしたスターアナリストは同じ名門企業に所属することが多いが、それは必ずしも会社が期待するほどリターンをもたらさないようです。

 

スターばかりが集まると!?

ハーバード大学のジェフリー・ポルツァーたちは、5年間にわたって金融業界のデータ、個人が地位を求める業界で働くウォール街のセルサイドの株式調査アナリストを調べた。(2)

 

その結果、スタープレイヤーが多いチームのパフォーマンスは優れていたが、それには限界があり、そこを過ぎるとスタープレイヤーを増員しても、プラスの効果は減少することを明らかにした。

 

リサーチ部門の人員の45%以上をインスティテューショナル・インベスター誌のランキング入りしたアナリストたちが占めるようになると、部門の効率は低下した。

 

特にスター同士の専門分野が重なると、直接的な競争関係が生まれ、グループが弱体化するようだった。

 

セクターが違えば、当然直接的競争は起きないので、そういう問題も起こらなかった。

 

その場合は、会社はさらにスタープレイヤーを採用できるが、それも全体の70%までで、それを超えるとそういう人たちのぶつかり合いによってチームのパフォーマンスが一気に低下した。

 

ちょっと一言

ということで、上層部や優秀な人が集まって話し合いをすると生産性やパフォーマンスが下がるみたいでしたね。

 

ただ、専門分野が違ったりヒエラルキーがはっきりしていると、衝突は起きないので生産性などは上がるということでした。

 

これからチームを作って起業したりする人は能力は高い人を集めるのは良いのですが、専門が重らないようにするとうまくいくと思います。

 

後はヒエラルキーはろくなことにならないので、公平な力関係を作っておくことも大事だと思います。

 

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【Yoske】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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