組織心理学

インセンティブとモチベーションの心理学!~付与の条件によって~

投稿日:2018年12月18日 更新日:


インセンティブ、モチベーション、心理学、付与、条件

 

前に、子供に勉強させたいときに金銭的インセンティブを与えても、ほとんど無意味だよっていうことを書きました。

 

ですが、今回は個人ではなく、みんなに与えたら結果はどうなるのかについて書きました。

 

どうなると思いますか(?_?)

 

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金銭的インセンティブの与え方で!?

ハーバード・ビジネス・スクールのマイケル・ノートンの調査チームは、ベルギーの製薬会社でインセンティブの与え方によってチームのモチベーションがどうなるのかを実験した。(1)

 

実験では、2種類の金銭的インセンティブのどちらか1つを販売員に与えた。

「個人的」な条件では、被験者になってもらった販売員に15ヨーロを手渡し、それを自分のために使うように指示した。

 

その一方で、「社会的」な条件の被験者には、15ユーロを同じ販売チームの同僚に分け与えるように指示した。

 

それから、研究チームは1カ月売り上げについて追跡をした。

 

その結果、個人的なインセンティブでは平均売上高が以前より4.5ユーロほど増えたが、社会的なインセンティブの被験者のグループでは、売上高が78ユーロにもなった。

 

78ユーロと聞くと少ないと思うかもしれませんが、投資利益率は500%という驚異的な数字なのです。

 

スポーツでも!?

また、研究チームは複数の大学チームのドッジボールチームを対象に同じインセンティブ方式を採用して実験を行った。

 

このインセンティブ導入前の、1シーズンの勝率が50%のチームに個人的及び社会的インセンティブによる奨励システムを導入したところ、個人的なボーナスを与えた場合は勝率が43%に低下した。

 

ところが、そのボーナスを使ってチームのメンバーに恩恵を与えると、勝率は50%から81%に跳ね上がった。

 

スゴイですね~。

 

これだけの数字が出るなら、ちょっとしたボーナスでもリターンがそれ以上に返ってくるので損するどころか、それをしないほうが大損ですよね。

 

ちょっと一言

金銭的インセンティブは、個人に上げるより誰かにあげてからみんなで分けるといったほうが、チーム全体のモチベーションが高まり、大きな結果が出るということがわかりました。

 

ですので、会社を経営していたり、集団で何か結果を出したいときは、リーダーがお金を誰かに渡して、みんなに分け与えるように言えば、チームの士気が高まって、思いもよらない結果が出やすいのでやってみる価値はあると思います。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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