組織心理学

権力者の特徴的な心理!~人間が権力を持つとダメになったり、腐敗したりする理由~

投稿日:2019年8月31日 更新日:


 

政治家や大企業の管理職の人のスキャンダルはいつでも話題に事欠きません。

 

普通に考えれば、これだけ報道されているのだからそういう人は身を引き締めようとか考えないのかと思いませんか。

 

もちろん、中にはまっとうなこともしている人もいます。

 

ただ、心理学的に人間って自分に権力などがあると他人の言うことをなかなか聞かなくなってしまうのです。

 

これは政治家とかに限ったことではなく、誰にでも起こりうることなのです。

 

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自分の知識に自信があると傲慢になる!

ハーバード・ビジネススクールのフランチェスカ・ジーノたちは、自分の知識に自信を持つ人が戦略変更に対して、より消極的かどうかを調べた。(1)

 

まず、参加者に2種類の架空の投資商品のどちらかを選んでもらった。

 

次に参加者を2つのグループに分け、一方のグループには簡単な常識テスト(「トロントがある国は北米どこでしょう?」など)を受けてもらい、自分の知識に自信を持たせた。

 

もう一方のグループには、難易度の高い問題を解いてもらった。(「1904年に腕時計を発明したのは誰でしょう?」など)。

 

どちらの場合でも、参加者は問題を解き終えると解答が与えられ、自分の成績を知った。

 

その後、参加者全員に、最初に選んだ投資商品の運用が思わしくないことを伝え、決定を変更するかどうか尋ねた。

 

その結果、自分の知識に自信がある意思決定者は、例えその自信に根拠がなくても、また意思決定とはほとんど無関係な領域の知識だったとしても、重要な否定的な情報に耳を傾けようとしなかった。

 

これは現実社会でも、人は組織内で出生していくうちに、自分の考えに固執し、自分の誤りを裏付ける否定的な情報に脅威を感じる傾向が高くなるのです。(2)

 

ですので、政治家などがとんでもない問題を起こしたりするのは、こういう理由なのです。

 

また、周りがとめても自分の意見を変えようとはしません。

 

まぁ、組織、人間が集まるところなら、どこでも起こりうることなのです。

 

権力を感じているだけで組織がダメになっていく理由!

別の研究では、参加者に誰かに影響を与えた経験を紙に書くことによって、権力意識を喚起したところ、参加者は情報に通じた助言者の意見よりも、自分の意見をもとに決定を下す傾向が強かった。(3)

 

もう一つの研究では、権力意識を喚起されたチームリーダーは長々と発言して議論を独占し、そのせいで他のメンバーのもつ重要な情報を学ぶことができなかった。

(4)

 

また、これらのリーダーのチームは、権力意識を喚起されないリーダーのチームに比べ課題の成績が低く、チームメンバーは課題をあまり楽しめず、課題への意欲も低かった。

 

自分に権力があるんだと感じている人が1人いるだけで、周りは大迷惑ですね。

 

これが腐敗していく原因なんですよね。

 

ちょっと一言

まぁ、一連の研究を読んでもらってわかったと思いますが、「自分がえらい」とか上から目線の人とは付き合わないほうが良いですね。

 

また、今そういう人と付き合っているなら、距離を置いた方がいいと思います。

 

ろくなことになりませんので。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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