今回は成功するチームとしないチームの差についてです。
普通に考えれば、どんなチームでも優秀な人間が集まれば成功しそうですよね。
でも、どんな分野であろうが、優秀な人だけを集めてうまくいく組織なんてほぼないといっていいかもしれません。
例えば、歌がうまい人だけを集めて、グループを作っても売れなかったりしますよね。
じゃあ、何があれば成功しやすくなるのでしょうか。
成功するチームとしないチーム!
ノースウェスタン大学のブライアン・ウッツィたちは、クエイティブチームが大きな成果を出したネットワークを分析し、成功となる要因を調査した。(1)
その結果、成功したネットワークの中には、コラボレーションネットワークの構造が存在していた。
そういう組織をユニバーサルな組織といい、チームの間の境界が緩いチーム。
そして、その傾向は経済学や環境学の研究グループで、ブロードウェーの脚本家、作曲、プロデュースのチームでも同じように見られた。
成功したチームを生み出したネットワークのなかでは、個人は組織や領域を超えて異なるチームの間を自由に動き、新しいコラボレーションの相手を見つけていた。
反対に、成功しなかったチームの土壌となったネットワークは、小さな孤立した集団に分かれていて、同じ人同士が何度も繰り返しコラボレーションをしていた。
これは同じ環境が居心地が良いというメリットもありますが。
また、ノースウェスタン大学の研究者は、芸術と科学の創造的なチームを研究することにより、ブロードウェイで働いているか経済学で働いているかにかかわらず、優れたチームの構成は同じであると判断した。(2)
彼らは、成功したチームには、人種や性別ではなく、古いつながりと新しいチームの多様なメンバーシップがあることを発見した。
新しいチームメンバーは、業界全体の経験に創造的にすると付け加えた。
そして、ブロードウェーのミュージカルの興行がものすごく成功したか、失敗だらけだったかの時代を分析してみると、そのときどきのスターよりも、様々なコラボレーションが盛んに進められていたかどうかに関係していた。(3)
ちょっと一言
つまり、成功するチームは個人が色んな組織を自由に動いてコラボできる人を見つけるのです。
そりゃあ、たくさん創造的なものが生まれるのは当然でしょ、と思いました。
ただ、人間っていつも通りの慣れ親しんだ環境が一番落ち着くのです。
だから、わかっていてもなかなかできないのです。
これを打破するには、1日に1回くらい新しい場所に行ったり、人に会ったっり、今まで読んだことがない本などを読んでみたりすればいいのです。
そして、常に新しいことをやっている人とチームで何かをすれば、成功するチームが作りやすいのは間違いないです。
まずは、新しいことを始めてみてください。
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