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誘導尋問のテクニック(やり方)!~心理学の具体例と対策~

投稿日:2017年11月27日 更新日:


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誘導尋問って聞くと、何か悪そうなイメージですが、使い方によります。

 

何でもそうですが、良いことにも悪いことにも使えます。

 

楽しい思い出になるなら、このテクニックは使ってもいいと思います。

 

ですが、悪用する人は悪用します。

 

悪用させないためにも、みんなが正しい知識を持つことです。

 

それに将来、何かで騙されないためにもこういう知識で未然に防ぐことだってできます。

 

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誘導尋問の心理学的な実験!

アメリカの心理学者、エリザベス・ロフタスは、記憶が再構築されることを明らかにした。

 

まず、被験者を二つのグループに分け、二台の車が起こした衝突事故の動画を見せた。

 

そのあと、「事故が起こった時、二台の車はどれくらいのスピードで走ってましたか」と尋ねた。

 

そして質問の一部の表現を変えた。

 

第一のグループには、「勢いよく衝突した時、二台の車はどれくらいのスピードで走っていましたか」と尋ねたところ、答えはグループの平均で、時速41マイルだった。

 

ところが、第二のグループには「接触した時、二台の車はどのくらいのスピードを出していましたか」と尋ねたところ、同じ動画を見たにもかかわらず、このグループの答えは平均で、時速32マイルだった。

 

それから被験者たちに「事故の後、割れたガラスを見ましたか」と質問したところ、実際の動画の中では割れていなかったにもかかわらず、「衝突」グループは「接触」よりも割れたガラスを見たと答えた人が、なんと3倍にも昇った。

 

この差は、もう聞かれ方で記憶が再構築されてしまったことがわかりますよね。

 

事実がどうであれ、聞き手に悪意があろうがなかろうが嘘の事実を証言してしまうことになりますよね。

 

これが誘導尋問でよく使われるテクニックです。

 

誘導尋問のテクニックの他の具体例!

他の実験では、被験者たちにディズニーランドの広告を見せ、ディズニーランドにまつわる楽しい経験を思い出してもらった。

 

広告には、客が『イッツ・ア・スモール・ワールド』を歌ったり、アトラクションから別のアトラクションへと走り回ったり、バッグス・バニーと握手する光景が描かれていた。

 

その光景はとても暖かく、光り輝ていた。

 

そして、この広告には一点、わざと誤りが組み込まれていた。

 

バッグス・バニーは、ワーナー・ブラザーズのキャラクターであり、ディズニーのキャラクターではない。

 

ところが、被験者の16%がディズニーランドでバッグス・バニーと握手をしたことを覚えていた。

 

覚えてたというよりは完全に記憶違いですよね。

 

研究者たちは、他にも実験を行った。

 

被験者に過去に起こった四つの出来事について説明してくださいと頼んだ。

 

だが、本当のところは、そうした四つの出来事のうち、被験者の家族によって事実と確認された出来事は三つだけであり、あと一つ、被験者が5歳の頃、ショッピングモールで迷子になったという話は作り話だった。

 

すると、実際にあった三つの出来事は大抵覚えており、おまけにショッピングモールで迷子になったことは、なんと25%もの人が覚えていた。

 

実際には、経験していなくても「そうそう、実はおばあさんに助けてもらって・・・」みたいに作り話に自分で尾ひれまでつけてしまうんです。

 

ですので質問は質問として聞いて、自分の記憶にはないことは「記憶にありません」と言うべきです。

 

じゃないと、自分から新たな記憶を作ってしまうので。

 

ちょっと一言

質問のされ方により、記憶が変わり、答え方にも変化が生じたということがわかりました。

 

さらに、それを答えたことによるかどうかは別ですが、答えた後に現実には起こっていないにもかかわらず、それに対して、さらに話を作ってしまうこともわかりました。

 

ですので、お金が絡んだり、大事なことで違和感を感じたら、今回のことを思い出し、自分の記憶を信じましょう。

 

誘導尋問のテクニックに絡んで心理学では、よくフレーミングという言葉が出てきます。

 

フレームとは枠のことであり、1つの方面からしか見ないと、それが真実だと思ってしまう効果です。

 

例えば、「脂肪分99%カット」みたいな広告がありますが、「脂肪分1%入り」とは絶対に書きません。

 

なぜなら、前者の方が脂肪分があたかも入っていないような印象を与えられるからです。

 

詳しくは、

フレーミング効果とは?~心理学の具体例(実験)と日常で使える対策!~

フレーミング効果、心理学、具体例、実験、日常、対策

を読んでください。

 

他にも証拠のないものには、右往左往しないことです。

 

そして、普段から確認する癖をつけておくことが大事です。

 

そうすれば、ありもしない記憶にすり替えられることはなくなります

 

また一方で、相手にわかってほしい時などは、上記のように言い方を少し変えてみるといいと思います。

 

さらに、説得テクニックとして、

 

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などがありますので、併せて使っていただくと、さらに説得力が上がる可能性があります。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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