緊張する場面っていうのは誰にでもあると思います。
テストやスピーチ、何かの大会などなど。
で、なるべく緊張しないように「人」っていう字を掌に書いて飲んだりと・・・。
でも多分、そんなふうなことをなかなかリラックスできたことはないと思います。
じゃあ、どうすればいいのでしょうかね。
それは自分との距離を置くことなのです。
自分と距離を置くだけで!?
ミシガン大学のイーサン・クロスたちは、参加者たちにトリーア社会的ストレステストを受けさせた。(1)
ただし、この実験では参加者がスピーチを準備して発表するまでの間に不安と向き合う時間として3分が設けられた。
その際、一方のグループは「自分がなぜこう感じているのか」について考え、もう一方のグループは「本人の名前(例えばヨースケ)はなぜこのように感じているのか」というように、自分を3人称でとらえるように指示された
最後に、公平な審査員団の前でスピーチをしたところ、後者の”自分から距離を置いた”グループの方が高い評価を受けた。
そして、本人たちも気が楽になっていた。
スピーチの前でも後でも「恐ろしい」とか「ひどかった」といったネガティブな言葉が減っていた。
緊張を乗り越えるだけではなく、恐怖が差し迫る前でも後でも効果があるのですね。
研究によれば、少し前に起こった不快な出来事を振りかえる前時に、傍観者の立場で表現すれば、より冷静になれるようです。
また、距離化の方法を学べば、その効果は継続し,ストレスのかかる事態でも冷静さを保ちやすくなるようです。(2)
自分と距離を置く方法!
・自分に話しかける
「あなたは今日の午後の会議を心配している。なぜなら・・・」と自分に話しかける。
・未来にタイムスリップする
「今から1か月後や1年後に、私はこの問題をどう考えるのだろう」と自問する。
・他者の立場で考える
今の状況を通りがかりの人が中立的な立場で説明するとしたらなんと言うだろうか。
・”最高の自分”を呼び出す
最も賢明な自分を思い浮かべ、その”最高の自分”なら今の状況をどう語るのかを考える。これは他者の立場で考える方法の変形で、過去にストレスの大きな状況に対処した経験を利用する。
・友人にアドバイスをする
「友人が全く同じ状況でいたら、何とアドバイスするだろうか」と考える。
ちょっと一言
ちょっと一言
今回はやり方もきちんとしているので、使いやすいのではないかと思います。
最近、僕はコーヒーのドリップの先生にドリップのやり方を教えてもらっていますが、かなり緊張していましたが、このやり方を使って大分楽になりました。
緊張が程よくなると、楽しいんですよね。
「淹れすぎたらどうしよう」とか考えなくて済むので。
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