社会心理学

犯罪抑止に効果がありそうなものとは?~犯罪者を減らすためには~

投稿日:2018年9月29日 更新日:


犯罪、抑止、効果、犯罪者、減らすためには

 

犯罪はない方が良いに決まっています。

 

ですが、なくならいのが現実です。

 

それでも、少しでもなくせる方法があれば知りたいですよね。

 

そこで、今回は暴力映画は、暴力を助長するのか、それとも減らしてくれるのかについての研究を紹介しようと思います。

 

みなさんはどちらだと思われますか。

 

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暴力的な映画を観ると!?

よく心理学の実験でも、暴力的な映画のシーンを見せられた被験者は、必ずしも模倣しないまでも怒りや攻撃性が増す傾向にあるという証拠が得られています。(1)

 

では、暴力的な映画がなくれば犯罪は減るのでしょうか。

 

また、暴力的な映画が上映されている時は、犯罪率が高まるのでしょうか。

 

犯罪を抑止するために!

エコノミストのゴードン・ダールとステファノ・デラビグナは、この事実をつかむために、1999年か2004年までの3つのビッグデータセットを使った。(2)

 

その内容は、FBIの毎時間別犯罪データ、興行収入データ、キッズ・イン・マインド・コム上の全映画の暴力の度合いだった。

 

これで、アメリカ全都市の分ごとの全犯罪と、公開されたすべての映画のデータが揃った。

 

研究のカギとなったのは、暴力的な映画(『ハンニバル』や『ドーン・オブ・ザ・デッド』)などがヒットした週末と、非暴力的な映画(『プリティ・ブランド』や『トイ・ストーリー』)などが当たった週末があることだった。

 

このため、暴力的なヒット作が公開された週末に起きた殺人、レイプ、傷害事件の数を、平和的なヒット作が公開された週末のそれらと比較した。

 

その結果、暴力的な映画が公開されると、犯罪は大きく減っていた。

 

あらゆる分析過程に問題はなかった。

 

そして、研究者たちは映画が公開される週末の時間ごとの犯罪発生の推移を調べることができた。

 

その結果、暴力的な映画の公開中に犯罪が他の週末よりも減り始めるのは夕方からだということがわかった。

 

要するに、映画館に行くから、そのタイミングと同時に減り始めたということ。

 

犯罪を行うのは、主に攻撃的な男性で、暴力的な映画が公開されると映画館に行き、一般的な映画が公開されている時は、バーやクラブなどの暴力犯罪の発生率が高い場所に行く。

 

また、暴力映画が終わった朝の6時くらいまでは犯罪率は減ったままだった。

 

犯罪学の専門家たちは、アルコールが犯罪の主な誘因であることをわかっていた。(3)(4)(5)(6)(7)

 

アメリカのほとんどの映画館では、アルコールを提供していなかった。

 

実際、アルコールがらみの犯罪が暴力映画公開週末の深夜に激減することも確認された。

 

もちろん、長期的にはわかりませんが。

 

ちょっと一言

暴力的な映画が公開されると、そういう人たちが映画館に足を運び、なおかつ、お酒が売られていないので、結果的に犯罪率が減るということでした。

 

日本ではどうなんでしょうかね。

 

まぁ、どの国でもお酒が問題を引き起こす気がしますけど。

 

要するにお酒を飲ませないような政策を考えれば、犯罪率は減るということが、この研究から言えますね。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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