社会心理学

多様性を認める社会になるのが難しい!~多種多様な意見より同じ意見の方を好む?~

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多様性、認める、社会、多種多様、意見

 

誰でも自分の意見に賛同してくれる人を好みます。

 

反対に、意見が食い違えば好意はもちにくくなります。

 

これが原因で多種多様な意見は、みんなが大事だと思っていてもなかなか、認められる社会にならない原因の一つだと、僕は思います。

 

今回はその現状がネットの中(政治的なこと)で起こっていることを取り上げて、どれだけ偏っているかについて紹介します。

 

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多様性より同じ意見の方が心地いい!?

2005年、ヒューレット・パッカー研究所のラダ・アダミックとインフォシーク応用研究所のナタリー・グランスは、政治的ブログを広範囲に研究した結果を「彼らは分かれてブログをする」というタイトルで発表した。(1)

 

2004年のアメリカ大統領選挙に先立つ2か月間、最も人気がある40の政治的ブログの間のリンクパターンに注目すると同時に、全部で千を超える政治的ブログのある1日の活動を対象に、より広範囲な調査を行った。

 

その結果、保守派とリベラル派がはっきりと「間違えようもなく」ぶんれつしていたことがわかった。

 

保守もしくはリベラルのコミュニティで生じたリンクの91%は、同じコミュニティ内にとどまっていた。

 

さらにそれぞれのグループが好むニュースソース、人物、討論のテーマは異なっていて、共通するのはごく一部だった。

 

違う意見でも・・・

アリゾナ州立大学の政治学者、マシュー・ハインドマンが行った政治的ブロゴスフィアに関する研究でも、同様のことがわかった。(2)

 

研究者は、ブログに含まれているリンクの数を調べるのではなく、ブログ間の実際のトラフィックフローの注目した。

 

その結果、大多数の読者が保守、またはリベラル、いずれかの陣営の境界内にとどまる傾向があることがわかった。

 

リベラル派は、よく他のリベラル派の意見を聞き、保守派も別の保守派の意見をよく聞いてた。

 

お互いがトラフィックを共有するのはごく稀で、そのほとんどが「中傷」だった。

 

研究者は、「ここには、民主主義の原理にとって重要な情報はほとんど存在しない」と結論付けている。

 

要するに、お互いが自分たちの都合の良い情報しか見ないからでしょうね。

 

これを心理学では、確証バイアスと言います。

 

ちょっと一言

今回は、ネットの中の保守派とリベラル派について見てきました。

 

ですが、どんな組織や集団でも、このようなことは多かれ少なかれあります。

 

もし、多様性を求めるのであれば、一つの集団にとどまるのではなく、なるべく意見やジャンルが全く違うたくさんの集団に関わっておくことが大事です。

 

そうすれば、多様な考えを自分の中に取り入れられるので、一つの考えに縛られるのはなくなります。

 

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執筆者:



【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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