社会心理学

算数(計算)ができない社会人(大人)たちなら、まだしも・・・

投稿日:2018年2月12日 更新日:


算数、計算、できない社会人、大人

 

例えば、一人が正解を出しても、他の人たちが間違った答えを出すとどうなるでしょうか。

 

少し考えてみてください。

 

現代では人間のIQは右肩上がりと言われていますが、心理面では昔の人たちと大差がない可能性は大いにあると思います。

 

悩みや不安など、過去の人のことを調べれば、自分と似ていると感じることだってあると思います。

 

話を元に戻しますが、あなたが仮に正解を出しても、周りが違うと言えば間違った答えにあなたも乗ってしまうかもしれません。

 

この心理が今回のテーマで、算数の問題と一緒に話を進めていこうと思います。

 

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算数の問題

ある人が一頭の馬を60ポンドで買い、その後70ポンドで売りました。それからその人はその馬を80ポンドで買い戻し、再度その馬を90ポンドで売りました。馬を売ったその人はいくら儲けたでしょうか。

 

算数の問題を一人ができても

社会心理学者のM・R・FメイヤーとA・R・ソレムは、上記の算数の問題で実験を行った。

 

この解答は20ポンド。

 

最初の売買で10ポンド、次の売買で10ポンド儲けたので、答えは20ポンド。

 

しかし、10ポンドという答えが出てくることが少なくなかった。

 

理由は最初の売買の後で、70ポンドで売って80ポンドで仕入れたというところを、80-70と考えてしまい、10-10+10=10としてしまった。

 

そして、この問題の(初見の成人の)正答率は50%以下だった。

 

同じ馬でやるから誤りが生じやすくなるかもしれませんが、別の馬と考えればわかりやすいと思います。

 

実際にここまでは、できない人はできるようにすればいいだけの話ですが、できる人が一人いても間違った答えを集団が出してしまうこともあるのです。

 

研究者たちは、この問題を5,6人のグループで解いてもらった。

 

そして、サクラとして必ず正解を知っている人、1人以上を各グループに忍ばせた。

 

ところが、28%もの集団が間違った解答をしてしまった。

 

つまり、集団に属していた「正しい知識」を持っている人の能力を使うことができなかったというわけです。

 

この実験では、上下関係はないのですが、実質的に会社などは上下関係が存在します。

 

「率直的な意見を聞かせてくれ」なんて言ったところで、ガチガチの上下関係になっていたら、正解を知っている人でも正解すら言わなくなると思います。

 

そういう意味で言えば、上下関係のある組織はそれ以上に損をしている可能性があります。

 

ちょっと一言

馬を取引した算数の問題では、半数以上の成人が正解できなかったということでした。

 

これはよく問題を読めば、わかりますが。

 

しかし、集団になると、答えがわかっている人がいても集団がその能力をつぶしてしまうこともありました。

 

そういう意味で言えば、多数決の民主主義って恐ろしいような気がしますが。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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