社会心理学

傍観者効果の実験、事例!~事件などを防ぐ対策と?~

投稿日:2017年4月16日 更新日:


傍観者効果、実験、事例、事件、防ぐ、対策

 

例えば、エンジンが故障してしまった時、助けてもらいやすいのは田舎の道か、それとも交通量の多い道でしょうか。

 

答えは田舎道の方が助けてもらえる確率が高いんです。

 

交通量の多い道では、「誰かしらが助けてくれるだろう」とみんなが思うので結局、助ける確率が下がってしまうのです。

 

これを傍観者効果と言います。

 

スポンサーリンク
 

 

傍観者になるのは他人任せのせい!?

心理学者、ビブ・ラテインとジョン・ダーリーは人の前で鉛筆や硬貨を落とす実験をした。

 

複数の人の前、一人きりの場合を6千回試した。

 

拾ってくれたのは複数の人たちの場合は20%、一人の場合は40%だった。

 

過激にしてみたら

まず被験者たちにアンケート用紙への記入を依頼。ところが数分後、通気口から煙が吹き出して、部屋中に充満し始める。

 

被験者はどうするか・・・

 

実験を2つに分け、1つ目の実験は被験者が1人の時、2つ目は被験者たちがいる場合。

 

1人の時は5秒もすると立ちあがって慌てる。しかし、複数の場合は気がつくまで平均20秒もかかった。

 

1人の場合は先ず煙を調べ、部屋を出て実験者に何かおかしいと伝えに来た。

 

一方、被験者たちが複数の場合は座ってお互いの顔を見合わせるだけでアンケート用紙が煙で見えなくなるまで誰も動こうとしなかった。

 

複数の場合の実験は8回行われたが、部屋を出てきたのはたった3人だけで、しかも立ち上がるまで平均で6分かかった。

 

傍観者になる原因は2つ!

1、透明性の錯覚

人は自分が何を考え、感じているのか、口に出さなくとも伝わっていると思いやすい。だけど実際は周りの人は分からない。

 

これは普段から思っていることは人に伝えるというのが鉄則。

 

2、多元的無知

みんなが思っていることは同じにも関わらず、そう思っているのは自分だけと思うってしまう効果。

 

ようはこの場合、みんな煙が出てどうしようと思っているのに他の人がすずしい顔をしているのを見たら、焦っているのは自分だけだって思ってしまうこと。

 

こう考えると、いかに人間は他人の感情を読み違えているかが良くわかりますよね。

 

自分の感情は分かってもらえるという反面、他人がどう思っているか全然わかってないってことだと思います。

 

さらに過激にして、今度は被験者たちがアンケートに答えている間、別の部屋にいる実験者が女性が足を怪我したと叫ぶ、すると見に行ったのは1人の時は70%、複数の場合は40%だった。

 

傍観者に誰もがなる実例!

2000年、ニューヨーク・シティのセントラルパークで若い男たちが60歳の女性たちを襲った。何千人もの人がただ通り過ぎていった。警察を呼んだ人は一人もいなかった。

 

社会心理学者たちの結論は急に助けが必要になった時、周囲の人が多ければ多いほど、誰かが手を貸してくれる可能性は小さくなるということ

 

まぁ言われみれば、僕も過去に電車の中で思いっきり転んだことがあって、なるほどねって感じです。でもみんなは気になるのでこっちを見るのですが。

 

この効果に有効な科学的根拠がある対策は知りませんが、自分の感情を素直に人に伝えることかなと思います。

 

恥ずかしい、かっこ悪いって思っているなら、それはあなただけです。

 

助けを求めず、苦しい思いをするなら、助けてくださいと言ったほうが良いはずです。

 

説得力を高めたいなら、理由を後にくっつけると効果的。「~なので助けてください」より「助けてください、~なので」と言えば説得しやすくなることが心理学的にわかっているのでぜひ他の場面でも使ってみてください。

 

スポンサーリンク
 

スポンサーリンク
 


他にも色んなジャンルから(勉強法やコミュテクなど)たくさんの記事が読めます!  
カテゴリー一覧
 カテゴリー

-社会心理学

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です



【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

スポンサーリンク