社会心理学

投票率を上げるにはどんなダイレクトメールが効果的なのか!?

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今回はダイレクトメールと投票率の関係についてです。

 

もちろん、この記事を読んでいる方は選挙に行かせようなんて思っていないと思います。

 

ただ、自分が今やっていることに少しでも参考になるように読んでもらえればいいかと思います。

 

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ダイレクトメールで投票率は上がるのか!?

政治団体ではない組織がダイレクトメールを送った場合、効果は小さいながらもプラスになるようです。

 

国家の運命を左右するする選挙から、それほど重要ではない選挙まで、様々な選挙で8種類のダイレクトメールを世帯に送付する実験が行われた。(1)

 

『投票に行かせよう』の著者ガーバーとグリーンは、1998年から20144年に実施された51件のRCTの結果を統合し、ダイレクトメールが1通増えると投票率が役0.5ポイントのビルと結論付けた。

 

言い換えると、政治団体ではない組織が、投票所に行く人間を1人増やすためには、200通の案内を送らなければいけなかった。

 

社会的圧力で投票率は上がるのか!?

ミシガン州で2006年に行われた研究では、「社会圧力」でダイレクトメールの影響力を高められることがわかった。(2)

投票したかどうかが公になるという事実を活用し、社会的圧力を高める3種類のダイレクトメールの効果を実験をした。

 

一つ目の文書では、投票の有無を大学の研究者がモニタリングします、と告げた。

 

二つ目の文書では、その世帯の投票履歴を明示し、今回の選挙後に履歴を更新してお知らせします、と告げた。

 

三つ目の文書では、隣近所に住む住民の投票についての情報を示した。

 

この3種類のダイレクトメールはいずれも投票率を大きく伸ばしたが、特に近隣の様子を知らせた文書が12通で1人という、かなりの確率で投票す有権者を増やしていたことがわかった。

 

社会的圧のデメリット!

他にも、テキサス州で小さな町で実施された調査では、、社会的圧力の影響を認めることができなかった。(3)

 

その仮説として、ある状況においては、投票したかどうか近隣住民に知らせるという脅しが恥の意識で投票に向かせるのではなく、むしろ怒りをかきたてたようだった。

 

称賛すると投票率は上がるのか!?

別のRCTでは、前回の選挙で投票したことへの謝辞を述べる、あるいはきちんと投票し続けている人を「成績優秀者」として公開すると約束するなど、よりポジティブな文面を試した。(4)(5)

 

この手のダイレクトメールも投票率を上げていたが、投票しない人を晒すという脅しほどには、大きな効果はなかった。

 

ただし、ダイレクトメールで有権者に投票を促すことは可能だとは言え、どうやら効果があるのは市民の政治参加を促進する団体が送った場合だけみたいですね。

 

選挙結果に具体的な利害関係のある団体や自分つが送ると、効果は少ししかないか、もしくは効果は全くないようです。

 

党派のダイレクトメールは役に立つのか!?

ガーバーとグリーンは、アメリカの民主党候補者からのダイレクトメール、共和党候補者からのダイレクトメール、そして市民団体からのダイレクトメールを調べた19件のRCTをまとめて分析した。(6)

 

その結果、政治団体からのダイレクトメールで1票増やすには1万通の送付が必要であることがわかった。

 

研究者たちは、「党派的なダイレクトメールは投票率に影響を及ぼさない」と結論付けた。(7)

 

ちょっと一言

少なくとも、党派からのダイレクトメールはやめておいた方が良さそうですね。

 

とりあえず、社会的圧力を使うのが一番効果的みたいですが、不愉快にさせる面もあるので気を付けた方が良いようですね。

 

まぁ、選挙に行かせようなんて思う人はあまりいないと思いますが、これを応用して営業なんかをやっている人は使ってみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、ユーチューブもやっています。
良かったらチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UC56yqcM1OG39QIp8-pvHRCQ

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