社会心理学

差別をなくすには?~差別が無くならない理由や起こる理由がわかればなくなるかも!~

投稿日:2018年7月22日 更新日:


差別、なくすには、差別、無くならない理由、起こる理由

 

例えば、他の動物から見た時に黒人だろうが白人だろうがアジア系であろうが、かなり似通っています。

 

また、今の人類が誕生して3000世代くらいで遺伝子の差異も極めて小さいです。

 

ところが、1つの人種から見た時に、他の人種は全く別のものとして、見えるようです。

 

そして、様々な歴史を経て、つい最近までも遺伝子決定論者たちが黒人と白人の違いが肌にとどまらず、肉体にも精神にも現れていることを証明しようとしたのです。

 

1972年に、そのようななことに終止符を打ったのがリチャード・レウォンティンという人です。(1)

 

この科学者は、個人間の遺伝子の違いの方が、人種間の遺伝子の違いよりも圧倒的に大きいことを示しました。

 

それでもなお、差別があるのは、人種差別その物が遺伝子に組み込まれているのではないかという考えがあります。

 

となれば、それは本能だということになり、防ぎようのないことになります。

 

実際に、アメリカ人に短時間にあった人のことについて説明させると、ほぼ確実に3つの特徴を挙げました。

 

それは性別、年齢、そして人種です。

 

こう考えると、人間は根本的に人種差別主義者なのかもしれません。

 

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差別の根本的な考え方!

ですが、進化心理学の開祖として知られるジョン・トゥービーとレダ・コズミデスはこの考えを否定しました。

 

彼らは、本能がどのようにして生じたかという観点で考えたようです。

 

その理論は、アフリカの石器時代には、大半の人間が別の人種と会うことがなかったから、人種の識別の手立てとして全く役に立たなかった。

 

一方で、性別と年齢はおおざっぱではあるが行動の予測に利用できるので、それに注目するのは十分理にかなっていた。

 

なれば、進化の圧力は人間の心に、性別と年齢に注目し、人種には注目しない本能を、もちろん「育ち」による適切な処理を経て、組み込んでいるのは当然になってくる。

 

だから、彼らにとってみれば、人種が自然に分類基準として、登場するのはおかしなことに思えたようです。

 

また、人種は別の何か一例にすぎず、人々は自分と違う人種を本能的に他の部族や連合体のメンバーとして認識しているからという考えに至りました。

 

差別をなくすには?

二人は、被験者をコンピュータの前に座らせて8枚の絵を見せて、それぞれの絵と一緒に、絵の中の人物が話した文も見せた。(2)

 

最後に、被験者に8枚の絵と8つの文をすべて見せ、文と絵を結び付けさせた。

 

その結果、被験者はある老人の言葉を別の老人の言葉のものと間違えたり、ある黒人の言葉を別の黒人のものとして見なしたりしていた。

 

つまり、この間違いは被験者の内心で人間をどのように分類していたのかがわかった。

 

そこで、研究者たちは分類の基準として連合たというものを取り入れた。

 

絵の人々に、1つの問題について二つの立場で語らせたところ、被験者はすぐに別の立場の二人より、同じ立場の二人を頻繁に混同し始めた。

 

その代わりに、人種による取り違えを犯す傾向はほとんどなくっていた。

 

一方で、性別による取り違えはを犯す傾向はほとんど影響を及ぼさなかった。

 

つまり、人種というものを無視させたのです。

 

それをするには、より強力な、別の連合体を手がかりを与えればよかったのです。

 

わかりやすく言えば、ある野球チームの白人のファンが、応援しているチームの黒人が相手チームの白人をやっつける時に、その黒人を応援しますよね。

 

ちょっと一言

人種差別は単なる思い込みで、見方によって差別しないことがわかりました。

 

心理学でいうリフレーミングをすればいいのです。

 

リフレーミングとは見る角度を変えることです。

 

そういう意味では、オリンピックやワールドカップなんて人種と国籍がごっちゃになっているからいいのではないでしょうか。

 

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執筆者:



【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。他には、どんどん新しいことを知って挑戦していくことと、そんな人が好きです!

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