社会心理学

富裕層向けの商品は必ずしも高級ではなくていいという研究!

投稿日:2019年8月3日 更新日:


 

富裕層の人ってだいたい自分の地位について考えるイメージが僕にはあります。

 

まぁ、中にはそうじゃない方もいると思いますが。

 

で、富裕層がどんな買い物をするのかと言えば、だいたい高級品だと思いますよね。

 

逆に言えば、環境に良いエコな商品なんか見向きもしないはずですよね。

 

ところが、実際はそうではないみたいなのです。

 

その理由は・・・

 

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地位について考えている人はエコ商品を買うのか!?

ミネソタ大学のヴラダス・グリスケヴィシウスたちは、人間の表には出ない動機を探り出す実験を行った。(1)

 

まず、被験者に価格の同じ2つの商品から1つを選んでもらった。

 

一方は見栄えがする非エコ商品で、もう一方はエコ商品だが見栄えは良くなかった。

 

例えば、同じ3万ドルのホンダアコードという車の異なるモデルの間で選択してもらう。

 

非エコモデルはスポーツタイプのV6エンジンを採用した最上級車種でシートは革張り、GPSナビゲーションシステム搭載で、内装も豪華。

 

エコモデルはそうした余分なものは一切ないが、環境にやさしいハイブリッドエンジンが特色。

 

そしてまた、被験者は2つの家庭用洗剤(高性能製品もしくは微生物によって無害に分解できる製品)と2つの食器洗浄機(最上位製品もしくは節約する製品)からそれぞれ一つずつ選んだ。

 

その結果、ただどちらを買いたいかと訊かれた被験者(統制群)は、圧倒的に高級な(非エコ)商品を好むと答えた。

 

それに対して、実験群の被験者は、あらかじめ地位争いを促すような予備知識が与えられ、その後で商品を選ぶように求められた。

 

その被験者たちは、社会的地位を求める動機をあらかじめ与えておくために、被験者は新しい仕事の初日に上司に良い印象を与えて、出世階段を上がりたいという短い架空のシナリオを読まされていた。

 

その結果、実験群の被験者は各商品のエコな方に大きな関心を示した。

 

不思議ですよね。

 

地位とエコって何か関係があるのでしょうか。

 

買う場所によって商品の選び方が変わる!?

アリゾナ州立大学のダグラス・ケンリックたちは、被験者に2つの異なる買い物のシナリオを与えて、エコ商品を買いたいか非エコ商品を買いたいかを尋ねた。(2)

 

1つのグループは、オンライン、つまり他人のいない自宅での購入を想像するように求められた。

 

もう一方のグループは、店舗で、つまり公の場での購入を想像するように求めた。

 

その結果、地位争いを促すような予備知識がある場合には、被験者は公の場で出はエコ商品を好み、オンラインショッッピングではエコ商品を好まないことがわかった。

 

つまり、環境のことを考えている自分を見られたというわけですね。

 

ちょっと一言

富裕層の人はエコ商品も買うということでした。

 

まぁ、富裕層に限らず、地位について考えたり、周りの目があるとエコ商品を買ってしまうんですよね。

 

当然、人間ですので周りからよく見られたいというのは富裕層であろうがなかろうが、そういう心理が働くので、そうなるんですね。

 

だから、富裕層向けの商品もエコ商品が置いてあってもいいのかもしれません。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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